毎週、編み物サークルで手と口を動かしながら情報交換して
最近面白かった本の話になりお借りした2冊です
どちらも週刊誌の連載を単行本にまとめたもので
85歳、90歳を過ぎて連載を書き上げたことに脱帽です
曽野綾子さんは敬虔なクリスチャンで夫の三浦朱門さんを看取るまでの経緯を淡々と綴っています
その中で聖路加病院の故・日野原重明先生と対談した時
人間の臨終を楽にする方法を教えてもらったそうです
やっていけないことは胃ろう、気管切開、多量の点滴だそうです
人は遅かれ早かれ必ず死ぬのですとおっしゃる…
肝が座ってるなと感心するばかりです
大正生まれの佐藤愛子さんは私の母より高齢にもかかわらず
新聞の記事や人生相談、世の中の出来事や事件など
歯に絹着せぬ語り口でバッサバッサと切り倒して痛快この上ありません
人生の先輩たちのお言葉は重みがあるなと感心するのでした
気が変わった時はその時々で言っておいてね。笑