国立新美術館へ「貴婦人と一角獣展」を見に行きました
フランス国立クリュニー中世美術館所有のこのタペストリーが
海外に出たのはメトロポリタン美術館以来2度目のことです
「触覚」
「味覚」
「嗅覚」
「聴覚」
「視覚」
「我が唯一の望み」
1500年頃に制作された6面の連作タペストリーです
想像を遥かに超えた3m~5m近い大作は圧巻でした
長期間の修復作業の結果見事に蘇ったこの織物が
一針一針細い糸で繕われたかと思うと気が遠くなります
人の五感を表した連作に加えて残る一枚の「我が唯一の望み」
その望みが一体何を意味するのか?
謎に包まれているのも不思議な魅力です