▲小平市内の用水路 公有財産の有効活用について!
厳しい財政状況が続く中、小平市でも行財政の再構築として、財政基盤の強化・歳出の削減・自主財源の確保が求められています。
市の保有土地は基本的に行政財産として、行政サービスのために使われている。その目的が終了して他の行政用途に使わないと決まったものは、用途廃止した後、普通財産化して売り払うことになります。
その利活用の見込めない公有土地が現在どの程度あるかを問うたところ、売却可能な土地は、21か所1270.59㎡(385坪)で資産価値は1億4000万円とのことでした。
今後の活用の可能性を問うたのは、里道や用水路敷きを普通財産化した法定外公共物です。一般的には里道は赤線、用水路は青線とも呼ばれ、多くは農道や農業用水路として公共の用に供され、道路法、河川法、海岸法などの法律の適用を受けないため、法定外公共物と呼ばれます。
▼小平市内の里道
小平にはこの里道や用水路敷きを普通財産化した土地がどのくらいあるのか。答弁では38か所4277.31㎡(1296坪)存在し、資産価値は4億7000万円とのことでした。
この土地を何とか利活用できないか?答弁は土地の形が間口が狭く帯状であるため単独利用が難しいということでした。
自主財源の確保として、半端な土地を隣接地権者に売ることだけでなく、逆に隣接土地を買い上げた上で里道や用水路敷きをくっつけて、土地の価値を上げ、行政財産として使ったり、売買することを提案しました。
さらには土地の利活用として、小規模な防災備品置き場・自転車駐車場・小型家電回収ステーションとしての活用など死んでいる土地を生かす方途の研究や、インターネットによる公売の他、アイデア募集型コンペティションの実施など、民間活力を導入した公民連携の推進を求めました。
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あぶかわ浩(虻川浩)小平市議会議員のホームページ
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