▲さんさおどり直前の盛岡市
平成25年9月定例会の一般質問の内容を順次報告致します。
インターネット中継録画はコチラ
※9月5日の一番目です。11月中旬まで視聴できます!市の公有財産の維持管理にアセットマネジメント
の手法を取り入れよう!
▲7月末に視察した盛岡市の自治体経営
市の公有財産の建物や施設等を限られた財源で維持管理
するためには、ライフサイクルコストを把握し、補修や更新の
優先順位をつける必要があります。
ライフサイクルコストとは、建設費用だけではなく設計・施工・
維持管理・補修・解体・廃棄までに必要なトータルコストです。
対症療法的な補修や修繕では、全ての構造物やインフラに
十分な補修が行えない状況になるのは明らかで、安全で効率
的な管理のため、建物、道路・橋、公園、下水道などの状況
把握、分析、維持管理に必要な費用の予測を質しました。
答弁では、道路は4年間の短期計画、公園は費用予測して
おらず、下水道は長寿命化を検討中、学校はまた別という
具合でバラバラの対応という現状でした。
そこで提案として、アセットマネジメントを効果的に進めるため
縦割りの権限を一元化して、全体を客観的に俯瞰する、一定
の権限と予算を伴う部署を設置すべきことを訴えました。
この夏、会派で視察させて頂いた、岩手県盛岡市では、岩手
県立大学と共同で、「まちづくり研究所」を設置し、市の現状と
課題を徹底して分析し新たな政策策定に結果を出しています。
市はアセットマネジメントの必要性は認めながら、盛岡市の様
な官学連携の考えはないとの事でしたので、専門的知見や
民間シンクタンク等の活用も積極的にすべき事を求めました。
▼先進の盛岡市 財政部 川端事務局長、上森特別研究員
市はまず公共施設のデータ集を作成した後、公共施設白書の
改訂に進めるとの事でしたが、重要なことは総額420億円、
毎年21億円もかかると予想される費用をどうやって価値的に
圧縮していけるのかという事なのです。
データ取りは当然として、そのデータをどう分析し小平市独自
の公共施設マネジメントに結び付けられるかが問われます 。
あぶかわひろしは今日も行く
あぶかわ浩(虻川浩)小平市議会議員のホームページ
ワカモノのミカタ