十六ささげでメタボ予防
愛知、岐阜の伝統野菜に認定される
いんげんまめの一種「十六ささげ」
が血中のコレステロール値を大きく
下げる機能があることを岐阜大と社
団法人ぎふクリーン農業研究センタ
ーが突き止めた。
4月23日 中日新聞によると十六
ささげは長さ30センチ~40セン
チのさやの中に十六個前後の豆が入
っている。おひたしやあえものなど
に使われ、主に愛知県ー稲沢市、愛
西市、岐阜県ー羽島市などで栽培さ
れる。五月下旬から九月下旬にかけ
両県で約100数10トン収穫され
る。研究したのは岐阜大応用生物科
学部の長岡利教授(50)=食品機能学
=らのチーム。実験用ラットに、粉
末にした十六ささげとコレステロー
ルを混ぜたえさを28日間与えた。
7、16、28日間目で計測したと
ころ、十六ささげを与えていないラ
ットと比べ、血中コレステロール値
が下がり続けた。
長岡教授は「十六ささげに含まれる
タンパク質が、腸のコレステロール
吸収を抑制した可能性がある」とい
い。「伝統野菜から新機能を発掘で
き、健康食品開発などで地域農業や
産業の活性化も図って行きたい」と
話す。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
家人に聞いてみるとシーズンには確
かにスーパーで見かけたとのこと、
美味しいものを食べて血中コレステ
ール値が減るのであれば大変結構な
ことだ。