ある日の新聞に運勢欄があって娘が聞い
てきた。「七転八倒(しちてんはっとう)って
何だ」いやそれは(しちてんばっとう)だろう
と答えながら頭の中は「七転八起」を描い
ていて7回転んで8回起きることだろうと
答えた。念の為辞典を繰ると「七転八倒」
●苦しみのたうちまわるさまを表す。とあ
った。
用例→手術後、麻酔が切れた途端に七転
ハ倒の苦しみが始まったんだよ。
<出典>「朱子語類」51
説明は間違いだった。私の記憶があいまい
でした。よく似た四字熟語で紛らわしい。
参考 「七転八起」めげない不屈の姿勢を
形容する。「七転(ななころ)び八起(やお)
き」が四字漢語に転じたもの
用例→母は七転八起の頑張りで家業の
青果店をスーパーマーケットにした。