人生にひるまない365日の言葉
曽野綾子著 徳間書店
ーーー3月5日
「省」※
夫婦は絶えず新鮮であるべきだ。
という言葉があって、それは重要な
事ですね。一緒にばかりいると刺激
を感じなくなるし、二人で作っている
世界もどんどん狭くなる。ただ、私は
この後に「離れてばかりいると解らなく
なる」というのも入れたほうがいいよう
な気がする。
「励」※
夫と私は下らないことで人生を楽し
んできた。偉大な人やことがらに感動
できるのも一つの才能だが、下らない
ことを楽しめるのも、やはり才能だと
思うようにしよう。、と決めていたので
ある。-------------
▼365ある中で一番印象に残ったのが
3月5日の文章だ。特に「励」の方だ。
うちの夫婦の場合実に下らないことで
楽しんでいる。何が下らないかといわ
れても答えに困るが、スーパーへ一緒
に買い物に行っても手はつながない、
とか?ときどき「あ~ん食べ」を子供の
前でするとか、実に下らないことだ。
「省」はどちらかといえば戒めの言葉
「励」はどちらかといえば慰めの言葉