「消えた年金」４０００件名古屋市が調査

２００９、９、１４　中日新聞

ーーー国民が支払った保険料が
社会保険庁の記録に残っていな
い「消えた年金」問題で、名古屋

市の河村たかし市長は１３日、社
保庁と連携し、市職員による独自
の電話・訪問調査を実施すると明

らかにした。
厚生労働相直属の「年金記録問題
拡大作業委員会」委員長の磯村元
史・函館大客員教授の話
自治体が協力すれば、調査は大いに
進む可能性がある。社保庁は自治体
を巻き込む積極性に欠け、自治体側
にも、国のミスの後始末をする必要も
ないとの意識があった。ーーーーーー

▼国のミスを自治体がカバーする発想
がまず無かった。これが全国的に広ま
れば事態は大きく改善される。社保庁

の最近の調査が停滞気味だそうだが、
これで少しは前進できるのではないだろ
うか。

大臣に人を得ないかぎり、次官以下、どんなに人材を集めてみたところで、大したことは出来っこないよ。

２００９、９、１２　朝日新聞
磯田道史のこの人、その言葉
西園寺公望（１８４９～１９４０）

ーーー西園寺公望（さいおんじきん
もち）もど、大臣の質ということに悩
まされた政治家もあるまい。公家出

身。幕末の動乱を生き抜き、フランス
に留学。議会政治と自由の思想に目
覚め帰国して自由民権の新聞を発行。

その後、伊藤博文に誘われて政界入り。（中略）
官僚が優秀なら大臣はぼんくらでも
勤まる。という考えは危ういと西園寺

はいう。「愚鈍、あるいは邪悪な亭主
に、どんないい女房がついていたから
とて、決して家運が興るわけにはいか

ない」のと同じで、「大臣の欠点を次官
に扶（たす）けさせる、という考え方」は
まずいというのである。「本当のことを

言へば、政治に明るい人が事務をとって
こそ、初めて事務らしい事務になる」
（歴史学者・茨城大准教授）－－－－－

▼「今にして思えば、木戸、大久保、伊藤
あるいは加藤高明、やや落ちるが原敬など
いずれもひとかどの人物だったが」（陶庵公
清話）とつくづく人材の払底を嘆いた。

とあるが、二世、三世と世襲制ではその弊
害も多く、だんだんと人物が小粒になって
くる。その人材の枯渇と世襲制、順送り制度

が今回の選挙の敗北につながったのでは
ないだろうか。また首相経験者がいまだに
選挙に出馬するようではいかんともしがたい。

 

先月開店したばかりのコンビニへ強盗 事件発生！！

新聞報道によると

９月１２日（土）午後１１時５０分ごろ
先月開店したばかりのコンビ（うちの
近所）へ男が包丁を突き付け店員を

脅しレジにあった５万円を奪って逃走
した。やはり一番心配していたことが
起きてしまった。日中はいいけれど、

夜は人どうりが無く民家もぱらぱらと
あるくらいの場所で夜中が心配された
が、事件が起きてしまった。けが人が

無くて良かった。事件が早く解決する
事を望む。