2009,12,17 朝日新聞 32面より引用
「和歌山・みなべ町、特許取得」
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梅には、胃がんの原因となる細菌
ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の
活動を抑える物質と血糖値が急激
に上がるのを防ぐ別の物質が含ま
れていることが分かったと、日本一
の梅産地、和歌山県みなべ町など
が16日発表した。同町は二つの
物質について特許を取得した。和
歌山県立医科大、近畿大、和歌山
高専などと共同で2001年から研究
を進めていた県立医科大の宇都宮
洋才(ひろとし)講師らによると、梅
に含まれているポリフェノールの一種
「シリンガレシノール」に、ピロリ菌の
活動を抑制する働きのあることが実験
で確認された。
もう一つの物質は、糖を分解する酵素
の働きを抑え、腸からの吸収を遅らせ、
食後に血糖値が急激に上がるのを防ぐ
効果があるという。「αーグルコシダーゼ
阻害剤」と名付けた。
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▼梅が身体にいいとは昔から言われて
いました。おにぎりには梅干しが入ってい
ました。またアルミの弁当箱にはご飯と真
ん中に梅干しがのっていました。↑は
昔からの生活の知恵で身体にいいもの
が医学的証明がされたようです。梅が
ピロリ菌の活動を抑えると胃がんの抑制
につながる発見というわけですね。身近
な物が胃がんの抑制になるとは、うれしい
かぎりです。