朝日新聞 2010年5月11日 25面より引用
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反貧困ネット・湯浅さん、母校で講演
元年越し派遣村村長で反貧困ネット
ワーク事務局長の湯浅誠さん(41)が
4月下旬、母校の私立武蔵高校(東京
都練馬区)の文化祭に招かれ、講演を
した。(中略)
「派遣切り」にあった人々やホーム
レスは、「怒り」の感情を失い、む
しろ自分を責めてしまうという。そ
の経験から湯浅さんは、日本を、個
人に無限の努力を強いる「頑張り地
獄」と表現した。
「競争主義の社会は、横に人がいな
い社会。生き残るために上の人から
自分を否定され、自分は下の人を否
定する。これは生きずらい。そこは
もう一回、「仲間のいる社会」につ
むぎ直していかないといけない」
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▼便利な装置が世界中を席巻しはじ
めてから、世の中の仕事が無くなり
始めました。私が就職したころはま
だタイガー計算機があったころで、
コピー機も定着液をくぐってローラ
ーで排出する青焼きの時代でした。
もちろん電話機も黒電話でした。タ
イプも活字を拾ってくる手動式の和
文タイプでした。それがいつの間に
やらワープロ、そしてパソコンがあ
っという間に普及しました。ネット
の時代になりました。今までのよう
な仕事がどんどん減ってしまい、変
わってロボットが仕事をするように
なりました。便利になって良かった
のかどうか、考えさせられます。人
と人のつながりがなくなりましたね。
一体どの方向に進んで行くやら方向
が見えてきません。
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反貧困ネット・湯浅さん、母校で講演
元年越し派遣村村長で反貧困ネット
ワーク事務局長の湯浅誠さん(41)が
4月下旬、母校の私立武蔵高校(東京
都練馬区)の文化祭に招かれ、講演を
した。(中略)
「派遣切り」にあった人々やホーム
レスは、「怒り」の感情を失い、む
しろ自分を責めてしまうという。そ
の経験から湯浅さんは、日本を、個
人に無限の努力を強いる「頑張り地
獄」と表現した。
「競争主義の社会は、横に人がいな
い社会。生き残るために上の人から
自分を否定され、自分は下の人を否
定する。これは生きずらい。そこは
もう一回、「仲間のいる社会」につ
むぎ直していかないといけない」
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▼便利な装置が世界中を席巻しはじ
めてから、世の中の仕事が無くなり
始めました。私が就職したころはま
だタイガー計算機があったころで、
コピー機も定着液をくぐってローラ
ーで排出する青焼きの時代でした。
もちろん電話機も黒電話でした。タ
イプも活字を拾ってくる手動式の和
文タイプでした。それがいつの間に
やらワープロ、そしてパソコンがあ
っという間に普及しました。ネット
の時代になりました。今までのよう
な仕事がどんどん減ってしまい、変
わってロボットが仕事をするように
なりました。便利になって良かった
のかどうか、考えさせられます。人
と人のつながりがなくなりましたね。
一体どの方向に進んで行くやら方向
が見えてきません。