産業カウンセラー協会から毎月送られてくる会員向け会報誌があるのですが、
現在の労働者の状況などにも焦点をあててあり、いつも勉強になります。
今回、ポジティブ・アクションについての座談会が掲載されていました。
座談会には、ポジティブ・アクションに取り組んでいる企業の方達が出席されて
いました。その皆さんは産業カウンセラーの資格をお持ちです。
ポジティブ・アクションとは、労働者の格差を是正しようと企業が積極的な取り組み
を行うことをいうらしいのですが、私は、単に、女性労働者の優遇を推進するもの
かと思っていました。
まあ、事実上、労働者の格差とは、男女の格差が一番大きいものだというのは
確かだと思います。
昇進についての格差をなくす努力をしている企業では、徐々に女性管理職が増えて
いるそうです。
そこで一番の大きな問題が、出産についてですが、産前産後の支援、育児支援など
も努力されている…そして女性だけでなく、男性も含めてワークライフバランスを
考えているそうです。
そんな企業が多くなってきたのは、すばらしい事ですが、それでも、まだまだ試行
錯誤のところがあるようです。
一方では、キャリアを積んだ有能な女性が、結婚出産で会社をやめてしまう、という話は、
身近の企業でも聞きます。
まだまだだけど、少しずつでも、働きやすい環境が整っていけたらいいですよね。
少しは、世の中変わっていっているのかな~
また、逆に、そういう企業で、結婚出産を経て定年までその企業独自のキャリアを積んで、
そのあとの人生で、何に生かしていけるのかなんて、あ~きっと余計なお世話ですね。
そういう方は、その先もちゃんと考えているんだろうし…
そんなことを考えていると、SOHOっていいかもしれない…
SOHOでキャリアを積んでいければ、一応、定年はないし、ワークライフバランスの点からも
いいと思うし、生涯現役でいられる可能性ってもののあるんじゃないかな~~
働くってどういう事だろう、なんて考えてしまいました。