たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

現場の傾聴を見て・・・

2011-06-15 21:09:44 | 日々の雑感
先日、義母のつきそいである大学病院に行ってきました。
病院慣れしていて、自らクレーマーを名乗る義母は確かに口数が多く・・・

ところが、そこの看護士さんたちは、すばらしい傾聴力で義母の話を聴いてくれるのです。
「うん、うん、そうだね」と納得いくまで聴いてくれていました。そして最後は納得する解決法を提示してくれるのです。

不測の事態で色々な「科」にまわされたのですが、どこの看護士さんも同様でした。数えるだけでも7人はいました。
私は、現場の本物の「傾聴」を見た気がして、義母の言葉を聞くよりも看護士さんたちの対応ばかりに目がいき、いたく感激したのでした。

極めつけは、最後の女医さん。
初めての医者には抵抗のある義母は「わっかい女医だわ」と不安げだったのですが、診察室に入るやいなや「あら~○○さん今日は大変でしたね~・・・」とやわらかい話し方で、しかも大きな声でしっかりとした話し方。お~つかみはOKと私は心で思いました。
案の定、義母も特に文句もなく診察は終わりました。

若い女医さんは、実力とは別に患者さんたちには、何か不安・・・みたいに思われてしまうんだろうなと、それを自分でも承知しているんだろうなと余計な事を考えてしまいました。
何か、違うスキルも身に付けないといけないのかな・・・

私は感激のあまり、義母に女医さんも看護士さんたちもすばらしいね~と感想を言ったら、あとから「今日は対応がよかった」なんて言っていました。

私はいいものをみて勉強になり、1日がかりの病院も疲れしらずでした。