たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

アソとディソ~NLP~

2012-02-12 22:26:15 | NLP(神経言語プログラム)
先週の勉強会は、「コーチングの技法を採りいれたキャリアカウンセリング」についてでした。

私は、わりとコーチングに興味がなく、コーチングに多く採り入れられているNLPに焦点が合ってしまうのです。なので、前回NLPの続きとして…

前回、焦点化の原則まで書きました。
その焦点化を使って感情をコントロールできるということなのです。

人は意識上、1つにしか焦点を当てられないのであれば、良い状態につなげる事、悪い状態から切り離す事によって、「良い」にだけ焦点を当てることが可能です。

つなげる・・・アソシエイト(自己同一化)
切り離す・・・ディソシエイト(脱自己同一化)

NLPでは、アソシエイト(アソ)ディソシエイト(ディソ)というそうです。
アソは主観、ディソは客観という見方もするようですが、私は、つなげる、切り離すという解釈のほうがわかりやすかったです。

人は、自分の枠組みで何かを考えたり、コミュニケーションを行います。
枠組みとは、過去の経験、体験や知識などです。

人間は嫌な体験や、悪い経験は心に印象深く刻まれます。そして不安や恐れを感じてしまいます。
だからなのでしょうか、そこに焦点が当たりやすく、それがすべてだと思い込んでしまうようです。
それをディソする意識を持ってみようということです。

でも、良いことに焦点を…といっても、なにも良いことなんかない、なんて思うかもしれません。
良いこととは、フロー状態で言うと、「わくわく」や「うきうき」やうれしい気持ちという感じでしょうか。私は、今一番フローな気分というのは、「穏やか」だったり「のんびり」だったりです。つまり、日常、当たり前の事が当たり前にできている事を良しと思えば、日々そこに焦点を当てられます。特別な良いことはなくてもいいのです。

人の意識って単純だなって思います。焦点の当て方で変わるんです。そしてどこに焦点を当てるかを選ぶのは自分自身なのです。