木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ジャガイモ用の畝を

2022年12月12日 05時33分33秒 | 耕作放棄地

農閑期に入って少し暇になってきた。当面の作業予定も無いので、少し早いが「ジャガイモ用の畝作り」を行うことにした。予定では1月中旬から種芋の芽出し作業を、2月の中旬に植え付けを、の想定だ。早く畝作りを行うと風雨で畝が固まってしまうので避けたいところだが、暇なので着手する。固さは再度の耕耘作業で解決しようかと思う。予定地は2畝分確保しており、最初に元肥用の石灰・米糠・鶏糞を薄く散布し籾殻を投入する。ミニ耕耘機は攪拌作業がメインだ。何度も耕作している場所なので、耕地は柔らかく、ミニ耕耘機がめり込んで進みにくいほど。ミニ耕耘機を左右に振りながら、めり込みを防ぎつつ進行させる。

ホンダ製の「こまめ君」だが、軽量小型版で畝単位の耕作には重宝するマシーンだ.軽いので抱えての移動が可能、水路なども飛び越えられる。これが中型や大型のマシーンとなれば作業は捗るだろうが、棚田での使用には困難を伴う。やはり向き・不向きが存在するのだ。もう20年近く使っており、元は十分に回収した模様。確たる不具合も無く、故障と言えばキャブレーターを交換した程度、元気よく働いてくれている。多少の劣化は見られるが、まだまだ活躍しそうだ。

子狸の畝作りは上述のミニ耕耘機で攪拌し、土壌を柔らかくしてからスコップで仕上げる手法だ。パワー的に困難かと思えるので培土器は利用していない。このアタッチメントを活用すれば楽だとは思うが、力不足を懸念している。

何時ものパターンでスコップの利用を始めた。腰に来る作業で苦手な分野だ。畝間にイスを持ち込み、休憩しながらの作業だ。今現在、3割程度の作業が進捗したところ、時間もあるのでボチボチと進める予定だ。ちなみに、以前にご紹介した長老のジャガイモ想定地だが、何時の間にかソラマメが植わっていた。ジャガイモ用と予測したが、ソラマメの定植地だった模様で、自宅で苗の育成を行っていた様子。ジャガイモには少し早いかと思っていたが、やはり勘違いだったようだ。

かくして少しずつ作業は進捗していく。時間的な余裕があるので、丁寧な作業が可能だ。

 

 

 

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