木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

寒冷期の農園

2022年12月27日 05時39分16秒 | 耕作放棄地

当地も先週末は雪景色だった、白銀の世界で僅かな積雪とはいえ車の運行は困難、農園への出動も控えざるを得なかった。雪も消え去り、農園には平常の姿が戻ったとは言え、耕地は多くの水分を含んだまま、しばらくは土仕事は無理なようだ。既に本日は27日、歳末ともあって年内作業は事実上終了だろう。仲間達の姿も見えないようだ。後は収穫に1~2度来訪するのみだろうな、と推測している。

雪が消えたとは言え空気は冷たい。例年よりかなり冷え込んでいるみたいで、体に寒波が染み渡る。それでも最高気温が10度位に回復したので先週よりはマシかと思える。今年は気象異変が続いたようで、地域や国により異なるが、大洪水、干魃、高気温や大寒波、台風やハリケーン等々大きな苦難が発生した。我々の耕地でも特定のマメ類が全滅するなど、気象条件によるものかと推測される異変も生じた。地球に危害を加える者として、人類が排除を受けつつあるので無ければ幸いなのだが。

低気温の顕著な実例はエンドウの種蒔きだろう。通常だと種蒔きして1週間や10日もすれば発芽が見られる。にもかかわらず、再播種、再々播種した種子は、1ヶ月以上立って微かに発芽の兆候状態。理由は気温の低さにあるのかと思っている。百姓仕事は自然界に依存する。若しも気象異変が継続発生するようであれば、不作の事態も想定され、及ぼす影響に危惧を感じざるを得ない。大事にならなければ良いのだが。

画像は歳末の農園風景だ。画像で見える範囲では、穏やかな農園風景が広がっている。気温の低さも作物の出来具合も表現されていないかと思うが、穏やかな天候が続いて欲しいものだ。正月も迎えて年が明ければジャガイモ栽培の準備が始まる。ある程度の保存が可能な食料、大事に育てようと畝の準備は進んでいる。やがて正月を迎え初詣でにも出かけるが、祈願の内容は「人類の安全」と「平穏」にしようかと思案している。

 

 

 

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