木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

サツマイモの試し掘り

2023年10月02日 05時44分07秒 | 耕作放棄地

サツマイモを栽培している。品種はベニハルカとナルトキントキ、数量は僅かで合計70株程だ。サツマイモは概ね植え込んでから100日程で収穫可能となる。苗を植え込んだのが6月の10日頃、かれこれ100日経過したはずだ。ソロソロかなとの期待を込めて「試し掘り」を行うことにした。数株を掘ってイモの状況を確認しようとの試みだ。まずは試掘用の数株を決め、ツルを切り払う。ツルだけ眺めていると、見事な発育状況で、大きな期待を抱かせる。

ここらが要注意で、師匠が語るハバカリさん(葉っぱばかり)の状況となりかねない。ハバカリとはトイレの隠語のようだから、収穫が見込めない状況をも意味してるのだろう。百姓界の専門用語みたいだ。切り払うと、結構なツルの伸びで、ツルだけは見事すぎるほどだ。隠語のように、栄養分の大半が葉の方に回ったらしい。スコップを持ちだして注意深く掘りあげる。堀り方によっては生イモを傷つける可能性もあるのだ。幸いにして傷イモを作成すること無く数株分を掘り出した。

サイズは程良い大きさ、子狸の好きな焼き芋には適正サイズの模様だ。どうかするとイモに栄養分が溜まりすぎて、巨大なイモが出現する事例があるが、試掘の範囲内では大丈夫な模様だ。外観は紫に近い赤色で、ベニハルカ独特な色合いのようだ。サツマイモは収穫物が大きめで、掘り出す楽しみが存在する。一家総出の大イベントを行う仲間達も存在するほど。若い子ども夫婦や幼い孫達にとっては新鮮な体験活動だろう。

掘り出した成果は画像の如し、結構見事な成長ぶりだ。上述したように、焼き芋が大好きなんだが、焼き芋が実施出来るような環境では無い。野焼きを行っておられるのでは・・・・・・との疑問もあるだろうが、火力が十分とは言い難いのだ。雑草類の焼却では狼煙を上げるのがやっとこさ、イモの焼き上げにまでは至りません。残念だが焼き芋は専ら購入品、蒸かしイモでの我慢でしょうか。それにしても、焼き芋も実行出来ない環境とは何ともはや、秋深し隣は何をする人ぞ・・・・・・・の光景は、確か焼き芋の情景だったかと思っているのだが。

 

 

 

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