木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

跡地への対応

2023年10月20日 05時15分41秒 | 耕作放棄地

若き挑戦者O氏の去就だが、失踪と解しても不思議では無いかと。諸事情あったのだろうが、残念な結末となってしまった。当然後処理が残るのだが、元々は「大御所」・「長老」・「子狸」の耕地の一部を提供して始めた彼の農作業。当然ながら旧の耕作者が関係者となってくる。従って子狸も遅まきながら復旧作業に乗り出した。何せ草ボウボウ、耕作放棄地に近い状況だったのだ。画像は復旧途上での状況、大きめの雑草や栽培物は刈払機で刈り取った後の姿だ。雑草と栽培物を除去しただけでも結構見れるようにはなってきた。

問題は土壌がガチガチの状態である事、土壌改良と耕耘作業とが求められている。稲刈りも終わって籾すり場が稼働しているかと思うので、籾殻を大量にもらって来ようと思っている。土壌にすき込んで、有機物の投入としたいのだ。耕耘作業とすき込みとは同時に可能だ。問題は地中に残った茎や根、これらは大変だが手作業で拾い集めるしか無いだろうな。

長老は放置しとけば腐るで・・・・・・・と宣うが、長期戦となるので新規植え付けには間に合わない。耕耘作業の後、拾い集めるしか手が無さそう。種蒔きやポット苗の移植には、可能な限り柔らかい土壌が必要だ。不要不急な物質は無いに越した事はないだろう。面倒な手作業だが、長い目でみるとやっておくべきかと。

大御所も長老も後処理に取り掛かった模様だ。彼方此方で白煙が上がっている。処置物を焼却しているのだろう。大量の置き土産を残してくれたものだが、原因者が存在しない今、旧の耕作者が立ち上がるしか無いだろう。ボチボチとだが進めて行くしかあるまい。

彼が耕作していた場所は、子狸のカボチャ畑だった。彼に提供した結果、カボチャの栽培が不能となっていたので元に戻す予定でいる。カボチャの種蒔きは4月、それまでは冬野菜の栽培に利用する予定、一部は既に種蒔きも終えた。畑は遊ばせる余裕も必要なのだが、そんな優雅な場面は縁遠いようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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