朝、農園へと出動してみたら、野小屋に何やら白い袋が。何だろうと開けてみたら、朱色の「柿の実」が。どうやら森の果樹園で作業を行った仲間達が運んでくれた模様。ハードな作業を行ってるに、重いお土産の柿まで配慮するなんて・・・・・自分には出来ないな、とため息と感動とが。森の果樹園は山の中腹にある。駐車場からは細い山道の急な登りとなり、子狸の体力には負担となってきた。其処でリタイアさせてもらい、約2年程の経過となる。それでも仲間達は今尚メンバーとして評価してくれてるようだ、有り難いことである。
農園の仲間達で森の果樹園に参加できないものが数名いる。皆で分けるようにかと、多めに運んでくれたようだ。行き届いた配慮と仲間思いの心情につい、ウルッとなってしまう。毎度のことながら感謝致しております。
持ち帰って開封してみたら、見事な甘柿がはいっていた。後日談だが、今年は柿の表年のようで、柿の木満載の大豊作のようだとか。まだまだ未収穫のものが大量に残ってるので、今すぐ収穫に走られよ・・・・・と盛んに煽られた。坂道を登り切れないのに。それはともかく、元気が存在する仲間達は頃良く現地へと山登りを。柿の実が落下を始めるとイノシシの出動となってくるので、要注意ではありますが。
柿と言えば、子狸の大好物は紀州九度山の柿、既にシーズンに入ってるのだが未だ買い出しに出向けていない。運良く頂戴できた森の果樹園の柿、大事に賞味させて戴きます。「柿が赤くなれば医者が青くなる」・・・・・・とかの箴言もあります。医者不要となるほど栄養価に優れた果物なんでしょう。森からの恵みは、仲間達の地道な活動の結果、もたらされたご褒美なんでしょうね。ご相伴に預からせて戴きます。