木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

稲藁の第一次保管

2023年10月03日 05時34分40秒 | 耕作放棄地

師匠の好意により稲藁を頂戴する運びとなったが、既に数日が経過、仲間達の各位もそれぞれ確保したことだろう。どのような状況か、気になって覗いて回ってみた。子狸も仲間達も同様だが、専用の作業スペースは十分とは言い難い。限られた空間を利用して、天日干しの状況のようだ。ご承知のように、直ちに使う資材では無い。メインは夏野菜の植栽時であろう。時間的には優に半年はある。雨天に耐えて保管しなければならないのだ。稲藁は雨に弱い資材だ。風雨にさらされると短期で劣化する。腐敗してボロボロとなってしまうのだ。

稲藁を資材として活用するには、使用時まで雨に濡らさずに保管しなければならない。ここらが難点で、保管場所の確保に四苦八苦する。屋内保管がベストだが、大半の者にはほぼ不可能だ。考慮されるのは、野積みしてビニールシート等で覆うこと位だろうか。今の段階では其処までの対応は難しく、一時的な予備保管の状況のようだ。天日干しを兼ねてるようで、直射日光を受けやすいように工夫されている。

数量は個々人によって異なるが、一番多めなのはやはり「大御所」と「長老」、使用頻度が抜群のようだ。要因はスイカとカボチャの栽培だろう。用途は敷き藁、つまりスイカ等のツルの下敷きなのだ。地面にそのまま這わせると実が傷みやすい。傷や色合いの懸念もあり、広めに敷きまくるようだ。他の仲間はそれぞれの必要量な模様。遠慮しつつ確保した者も見受けられ、中には僅かな数量も。

第一次保管の現状から本格的な保管への移行だが、サツマイモの収穫後になるだろう。当面は急ぎの作業を片付けねばならない。今はサツマイモ掘りのシーズンなのだ。幸いにして天候も秋晴れの見込み、来週には雨の予報があるから今週中のイモ掘り作業かな。稲藁の保管は場所を取る、各人各様の工夫が必要だが、難儀な課題でもある。

最後の画像は子狸の保管状況、薄っぺらで僅かな分量にしか見えないが、稲株で30株程頂戴した。法面の木陰に積んでるので少量にしか見えないのだろう。どちらかというと、稲藁よりも籾殻派なのだが、ワラはワラで必要でもあるのだ。当地でも稲刈りが始まっている。籾すり場も稼働中だろう、折を見て籾殻の頂戴に伺わないと。

 

 

 

 

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