木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ヤブ蚊も休眠中

2024年08月16日 05時09分00秒 | 耕作放棄地

農園は基本的に水不足、何らかの形で補う必要がある。一番効果的なのは水路の開設だが、こればかりはそうそう簡単では無い。次善の策が水瓶の確保である。従って農園内には大小様々な水タンクを設置している。それはよろしいのだが、ご多分に漏れずボウフラの湧く環境となりヤブ蚊の巣窟と成りはてる。朝夕の若干涼しい時間帯にはフル稼働、刺しまくるのだ。仲間達は防備よろしく態勢を整えてはいるが、何分太刀打ちできない。早めに作業を切り上げるのが関の山だろう。

夏場の王者とも言えるヤブ蚊軍団だが、ここ数十日皆目動きが鈍い。ヤブ地にて作業してても襲ってこないのだ。原因は暑さのせいかと思える。毎日が35度前後の猛暑日、人間でも耐えられないのだ。恐らくだが、木陰の隅でひっそりと隠れているのでは無かろうか。夏には強い連中だが、耐性にも限度があるようだ。

水タンクだが、常時水を使用して貯まった水を入れ替えるようにすれば、ボウフラ発生は縮小できるかと思えるが困難だ。水は基本的に用水路からの流用だが、夏場は田圃への必要性が高く、畑にまで回ってこないのだ。かといって天水の元である降雨も少ない。水タンクは残り少ない貯まり水だけとなる。ボウフラの源だ。ボウフラ→ヤブ蚊・・・・・・の大量発生源とも言えるだろう。

環境的にみるとヤブ蚊が大量発生し集団で仲間達を襲っても良さそうだが、上記のように動きは鈍い。一言で表現すると「休眠中」とも言えるかと。おかげでヤブ蚊の心配なく作業に邁進出来るのだが、別の要因が暑さだ。ヤブ蚊よろしく人間様も休眠中といきたいところだが、時期的な制約は逃れられない。

早ければ今月末から冬野菜の種蒔きが始まる。下準備に入って夏野菜の撤去や焼却に励んでいるのだが、遅々として進まない。これまた原因は暑さ、個人差もあるだろうが夏への耐性が欲しいところだ。

 

 

 

 

 

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