ちびちび作業になりますねぇ。
車体を今回はリューターにバフ付けて、ササーーーット磨いて、サフェのでこぼこを砥いでみました。
つややか
いいね、いいね。
この2色を調合します。
実は、拓殖の色は京葉線ピンクそのままでも良い様な感じです。
が、ぶっちゃけキモチワルイのと、そのよう無いとは数週間しかなかったような汚さなんで・・・
(実際ピンク色の時代は3年弱と目されます)
ちょっと褪せたような気難しい調色にしました。
別の表現で言うと
「てきとーーーー」
です。
隠ぺい力なんて考えなくてもいいしっかりした色なんで、サラッと吹いてオシマイ。
白帯はこの上に吹きます。
マゾだなぁ・・・・。
さて、ふと気になって
側面に社紋があるかないか微妙なんですが、あったほうが格好いいのと、それっぽい影もある写真が無いわけでもないので、
トレースしていきます。
キハ301の廃車後の泰和車両取りこみ時には見えないんですけどね。
SLには張ってありました。
イラストレーターでトレースです。
写真からなぞっていくんですね。
本にあった社紋を取り込んで、目立つマゼンダ色でトレースするのが私流。
二重丸描いて、髭を描いていきます。
正確に角度をトレースしていきますが、写真は歪むものなので、精度はこちらで決めていきます。
チーズケーキの割り包丁入れたみたいに引いていきます。
罫線のベクターオブジェクトを何回も分割と一体化を繰り返しながら、必要線と不用線、必要造形と余り造形を組み立てていきます。
星ができてきました。
ベクターラインはオブジェクトのアウトライン化をして太さを出しながら
時々色を抜いてレビューで、余計なベクターが残っていないかを検証しつつ
色々確認して成型して行きます。
紋章を最後に一体化してスマートなオブジェクトに。
文字もトレースしていきますがこれはほぼフリーハンドオブジェクトです。
ベクターのペジェ曲線操りは、まぁ、根詰めなきゃチャッチャと。
完全根詰めなきゃいけないときもありますが、Nでそこまでやる必要はありません。
HOなら少し緊張するくらい。
微調整~
はいできた。
あとはデカールを制作するのみなんですがね・・・。
文字だよ問題は。
ちなみに結構社紋トレースが溜まってきました。
イラストレーターを手につけるには、こういったトレースが基本と思います。
ペジェ曲線やベクターオブジェクトと言っても、ブッチャケ全く理解されないことが多いのですが、
生半可にやると簡単なんですよね。
ところが、いざデザインや実用にしたくても、それでは思い通りに操作しきれない悪癖がつきます。
トレースという作業はそれをやっつける非常に有効な練習方法です。
そのままの形に「しなきゃならない」ので、テクニックを駆使してオブジェクトと格闘して、
フィルターと戦いながらものにしなくてはなりません。
学生時代の生半可なテクニックは、職として扱うときに徹底的に見直しました。
それがひたすら、トレースの雨あられを数勝負で解決することでした。
最初はこの程度の6割完成度の作業を数こなし、何百かやって、
精密なロゴをトレースするにはそれからでも遅くありません。
数百もトレースしていれば、基本テクニックは身についているので、拘りの作業ができるってもんです。
ちなみにわたくし・・・
住宅平面図とワインのラベルトレースで結構鍛えられました。
底辺作業ですが、それが生きたことは事実です。
住宅の精度的細かさと、ワインの王朝風デザインの細かさは涙ものでしたけどねw
もうやりたかないwww
社紋なんてお茶の子さいさい仕事ってわけです。
(精密にしたきゃ時間掛ければいいだけです)
フォントではなく全てトレースの文字の例。
完成度6割くらい
6割くらい
4割くらいの気の抜けよう
手抜きもいいところ
ちょっと凝った例
ウルトラ時間かけてやったもの。
写真をトレースしたというもの。
これもうんざりするほど時間を掛けたのに・・・
お仕事にならなかった例
もうこんなの嫌w
まぁ、こんなトコです。
動画とか3Dとかは一切できないので、まぁカビの生えた技術ですし、気力はこんなにもうありません。
↑おやすみなさーい