鉄道模型工作記録帳

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トレースてこんな感じ2

2009-09-07 01:04:23 | 模型工作雑ネタ日誌

社紋が出来上がりました。

次は文字ですが、
「きちんと完全トレースする」もいいんですが・・・
IMG_7380
こんな小さいと無理。
しかも使うのも小さい。

ということで
IMG_7363
セミフリーフォントの「Tモトヤ大楷5KP」が似た感じなので、これを改造していきます。
ただし、フリーで使えるのはごく一部の漢字のみで、あれっと思うものがありません。
今回は 「雄」 の文字がありませんでした。
そこでこのように出る文字だけを打ち出します。


IMG_7364
アウトラインを取ってしまい、これで「文字データ」から「文字の形の外形データ」にしてしまいます。

IMG_7365
改造開始。

色々いじくったり小さくしたり大きくしたり太くしたり、

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どうも手書きした人が同じ人っぽい筆跡なんで、その特徴を出来る限り近似させていきます。

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よっこいせの連続。

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この部分も

IMG_7371 

一部分のオブジェクトポイント選択して伸ばしたり

IMG_7374
筆跡を

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曲げたり

IMG_7377
形を整えていく連続です。

IMG_7380
近い形になっていけるかな?

IMG_7381
段々形を作っていく。
ただ、余りやり過ぎない。
どうせ潰れる部分もあるんで。

IMG_7382
こんな資料も眺めつつ(借りっぱなしなんだよねぇ・・・)


IMG_7383
炭鉱の 鉱 は概ね 「石」 なんで、これも取り替えてくけど成型しまくって原型なし。


IMG_7384
すったもんだ1時間程度格闘してここまで仕上げる。

手の入っていない部分は殆どなし。

IMG_7385
まだ特徴を出したいので

「炭」の文字を全面的にやり変えてみた。

「雄」の字はオブジェクト合体でヘマやってしまい、修正面倒になったんでこれで打ち止め。

IMG_7386
レイアウトしてみた。

所々違うけど、誰もそこまで見ないってw
本気出せばどうにでもなるけど、突き詰めると神経やられるからこの程度で。

IMG_7380
まぁ、いいところでしょ。
数字が一般より小さいんだけど、小さくしすぎると潰れるんでこの辺で。

「Y」の文字は完全生成。


IMG_7388
こっからターボかけて勢いで羽幌も。

黙々とやってみた。
フォントの面影ないから何使ったか無意味なくらい。

IMG_7389
拓殖も。

で、とりあえず完成としたデータは

yu492002 
雄別「炭鉱」鉄道のキハ49200Y(旧塗装時代)
黒文字ですね
 
yu49200
新塗装ではこんな感じ。
これは社紋が金か銀。番号オレンジの可能性大

yu104
同じく。

habo221
これは白文字。

なんせここも手書きなんで、社文字はもっと横に長いのもあり。
これは資料漁りまくってかなり似せたけど、本物がばらついているのでこれで勘弁。
茨城交通で再現したものもかなり適当な手書きなんでこれでいけます。


鹿島茨城069
これが再現版(茨城交通)

ただ、基本的な文字型は奇跡的に良く再現しています。
(検証資料 1963年鉄道ピクトリアル私鉄車両めぐり第4分冊 ほか)

taku112
北海道拓殖キハ112と301
サボも見本見ながら大まかに再現
これも白文字。

あーつかれた。


      ↑で、ゴマすりながら友人にMD出力を頼むのよ・・・。


トレースてこんな感じ1

2009-09-07 00:32:10 | 模型工作雑ネタ日誌

気力が全くなく、仕事のことで頭一杯の最悪の?休日でして、
切り替えが旨くないなと。

夜になり遅かれなんか作業しないと本当に切れ目がなくなるんで、

トレースなんてしてみようと。

廃車体ツアー2009-467 
雄別鉄道の社紋や

廃車体ツアー2009-472
サボから、「想像も含めて」起こしてみようと思った次第。

IMG_7380
先月のピクトリアルにこんないい角度があったので
さて、開始です。

IMG_7320
まずイラストレーターに取り込みます。

IMG_7321
円を描くツールで円を描いていきます。
罫線の太さを

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太くしていって調整します。

IMG_7323
よし、こんな感じだ。

まだこの時点では「円というベクトルデータに線幅で太さをつけた状態」です。

IMG_7317
その線幅太さでYを描いていきます。

IMG_7316
直線ツールです。

IMG_7315
はい。

IMG_7326
内円を描き

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直線を拡大ツールで延長するのです。

大嫌いな読売ジャイアンツマークのようだ

IMG_7330
全てのベクターオブジェクトを選択し、プルダウンからオブジェクト

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パスのアウトラインを選択します。

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そうすると

 
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罫線の中心にあったベクターが無くなり、罫線の外形にベクターが現れます。
これにより「円」データから「太い円形の」データになります。

いまはその罫線データも、円角が2つ、太い長方形が3つになっています。(画面では長方形は2個くっついてます)

それを
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パスファインダで、分割コマンドを押します。

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そうすると見た目わかりづらいですが、重なった線でみなカットされ、木っ端微塵の変形四角になるんです。

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で、飛び出した部分をこのように

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取り去っていけるのです。

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上の部分も、細い罫線残して取り去ります。

これからはドンドン取り去る作業になっていきます。

IMG_7344
一旦色を抜き、確認していきます。

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バラバラになったものをそれぞれ色分けしてみました。
このような構造にしておくのです。

今度は、各色四角が本来繋がっていないところがあるのでそれを描いては削ったりします。

IMG_7349
まずはオレンジの部分から。
オレンジに更に外形を作ります。色設定で外罫線に色をいれ、太くしていきます。
更にパスのアウトラインをとりました。

IMG_7350
また分割していきます。

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緑と重なった部分が独立しました(色がオレンジなんで見えないけど、水色の四角《オブジェクトポイント》が増えてますでしょ?)


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そこを取り去ります



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こんな感じ。

繰り返して余計なものを消すと

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このように繋がっていそうで繋がっていない社紋が現れてくるんです。

IMG_7357
ここも要らないんで、長方形を描き

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分割して撤去していきます。

IMG_7359
出来てきた。


IMG_7362
完成です!

まだまだこの作業続きます。


      ↑解ってもらえるかというのはアレですが、結局殆どのデザインは「定型」からの創造です。