オハ14-515です。
やはりカーペットカーです。
2台しかないキャストではほかにスハネフ14-550がありますが、あちらは検査代車にはスハフ14が電源。寝台は一台増結で対応して乗客の不便はありませんが、こちらが欠車の場合、簡易リクライニングのオハ14が登板しました。
恐らく今後は既に昨年今年で検査を通過したのでもうないような気がしますが、カーペットカーが無い日があったわけです。
廃車となった簡易カーペットカーの513が生きていればよかったような、数年に一度1か月程度の稼働のための予備車はかなり無駄ですね。
2010年ですが、書体が一寸異なるもののオハの位置は変化がありません。
一見、国鉄書体ですが、5の雰囲気が堅いものとなります。
2012年にちょっと綺麗になりました。
オハがちょっと上ずっています
2014年実に綺麗になりました。
しかし、オハがもっと上ずりました。文字間隔も変わってしまいました。
綺麗に見えるものばかりですが、この直前はすべからく錆び汁に塗れているので、いかに過酷かを物語ります。
ただ神、反対側はオハが上ずっています。
現在も、上ずっています。
文字も正規書体ではありません。
文字列のゆがみも何故か綺麗にミラーリングが掛かっています。
見事に同じように歪んでいます・・・。
クーラーは2011年には全て更新クーラーとなっていました。
車輌方向は512とともに他から見て逆向きです。
デッキ写真の代わり。
テスリは同様に原型ですね。
車体自体は512と大差ありません。
以上、札幌基準北側側面
以上、札幌基準南側側面
ここであることに気が付く方もいます。
512では屋根を中心にカーペットカーの特徴を説明しましたが、515では床下の特徴をしめしてみます。
これです。
これ・・・・。
水タンクの手前に見慣れない筒が張り付いています。
これでおおよその大きさがお分かりかと思います。
配管などは一切ありませんこちら。
通路側にあります。
つまり「カウンターウェイト」が正解です。
寝台側に二階建ての上段をしつらえているため、通路側が軽くなるので、バランスを取るために鉄の棒を抱えさせているのであります。
デッドウェイト、カウンターウェイト、バランサー。
どういう風に言っても構いませんが、カーペットカーの大きな特徴となります。
流石の最新製品でもここの製品再現はありませんね?
レタリングの位置はこちら。
普通の形式なら形式番号がある場所ですね。
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