気ままな日記

東京近郊を生活圏とする北九州出身のしがない元サラリーマン

過去の単身赴任地での生活などを含め紹介

広島の市内電車

2006年08月12日 11時41分00秒 | おでかけ
今日は、広島の町を走っている広島電鉄(広電)の路面電車を紹介します。

広電路面電車の路線図

広電の路面電車は、東はJR広島駅、西は宮島口、南は広島港と、広い範囲をカバーしています。
西広島から宮島口までは宮島線として、別料金体系ですが、それ以外は150円の均一料金です。
600円の「一日乗車券」もあります

電車の本数は多く、宮島線でも7分間隔程度、市内だと次から次に電車が来ます。
停車駅が多く、交差点での信号待ちや、停留所での停車などで、所要時間はバスなどに比べるとかかるようです。急ぐ人にはむかないかな。


広電の路面電車は、古い型から新しい型まで、いろいろな型の電車が使われています。

まずは、古い型の電車からアップ



ずいぶん古い型の電車です。
この1903という車番の電車は、昭和32年に製造され、京都の町を走っていたものだそうです。
(この電車より古い型のものも走っています。)


この表札は、上の写真の電車のものではありませんが、同じような型の電車の車内に掲示されていたものです。
大坂市電からも広電に移籍されているのですね。


これが電車の運転台です。
ブレーキと、モーターを制御するコントローラー?の二つのハンドルで、電車を走らせます。

懐かしいですね。
昔、私の住んでいた北九州の市内もこの様なチンチン電車が走っていました。
こどもの頃は、運転台の後ろから、運転の様子を見ていたものです。


紙屋町の風景です。
左に、そごうデパートがあります。
そごうデパートのそばには広島市民球場があります。





最新型の電車、「GREEN MOVER max」です。
5両編成。
このような5両編成のものや1両のものが混在して走っています。
この写真は、宮島口駅(広電の最西端の終着駅)で撮影したもので、広電の電車は、広島の町中から、宮島口までをカバーしているのです。
ちなみに、西広島駅から宮島口駅(宮島線)までは、路面ではなく専用線となります。


宮島口から広島へ向かうGREEN MOVER maxの車内から撮影しました。

この電車は、ブレーキとモーターのコントロールを一本のハンドルでコントロールするようです。

運転手さんは、いろいろな型の電車の運転方法などをマスターしないといけないから、きっと大変なんでしょうね。

宮島線は、瀬戸内海を望みながら走ります。
専用線でも、最高速度は60km/h程度です。
最新型の車両でも、先頭部分はヨーイングが大きく、激しい横揺れを感じます。
古い型も、最新型も冷房は良く効いており、快適。

広島へお越しの際は、ぜひ市内電車をご利用ください。
広島市内全線、宮島線全線、宮島口から宮島までの船、全て一日乗り放題で840円のお得な「一日乗車乗船券」フリーパスもありますよ。