郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

備中高梁へ

2012年09月09日 | 日記

 朝5時39分の電車に4時間半も乗って岡山の高梁市に行ってきまた。ここには日本一高い位置にある備中松山城があるのです。駅前からシャトルバスに乗る予定が、そのシャトルバスは駅前ではなく8合目から出るのだと言うことで、タクシーで8合目まで行くことにしました。タクシーを降り山道を20分ほど登ると立派なお城があり、天守閣まで上がって見学しました。帰りは下り坂なので歩いて町まで降り、城下町を散策しながら頼久寺に立ち寄り、国指定の庭園(小堀遠州作)をのどかにゆっくり拝見し、次の目的地の吉備津神社に向かいました。が、電車の乗り継ぎを何度も間違えてしまい一時は行く気が失せてしまいましたが、ここまで来たのだからということで気を持ち直して行ってみました。松並木の立派な参道を通って由緒ある国宝の社殿と長い回廊を通り、諦めずに来たことに満足して帰ってきました(高槻着20:16)。取敢えず雨に遭わずに好かった。

   復興予算の実行状況
 19兆円のうち、どれだけ東北大震災復興のために使われているかを追跡、検証する番組がNHK・TVで放送があった。あっけに取られて観ていられないほど、チャランポラに使われている。沖縄の湾岸道路の防波堤工事は従来までは一般予算で、それが昨年から復興予算にいつの間にか切替わり、地元もビックリである。仙台の営業所があるコンタクトレンズメーカーの岐阜工場増設にも復興予算が付く、なんでもありの状況である。これでは復興増税に協力しようという気が失せ、政府に怒りすら感じる。野田総理がいけないのか、平野復興大臣がいけないのか、民主党がいけないのか、官僚がいけないのか、地方首長がいけないのか、経済界がいけないのか、そして悲しいかな、政治不信、社会不信に陥る。取敢えず、早くましな政府にすべきであることだけは言える。

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