9月も残り数日、近くの公園に赤と白の曼珠沙華が咲いています。♭「♪赤い花なら曼珠沙華、オランダ屋敷に 雨が降る♪ 」と詠われている。綺麗で豪華な赤い花はいくらでもあるが、この歌の長崎物語のジャガタラお春を例えるには丁度好い花だ。異国情緒を漂わせる花から、父が外国人のお春はスラッとして白い肌に赤い口紅が似合う女(ひと)を想像させてくれる。曼珠沙華の由来は「天上の花」という意味で、慶事が起こる前触れには赤い花が天からふってくるという仏教の経典によるものらしい。古代、中国から稲作の伝来時に土について来た。それも一株の球根だけで日本に存在する花は遺伝的にすべて同じであると言う。田の畔に多いのは球根が有毒で穴を掘る小動物から田を守るために敢えて植えたと考えられている。また、花が枯れた後に葉が出る。その頃には他の植物も枯れているので太陽と栄養分を独り占めして球根を大きくし株を増やす。だから、北海道から沖縄まで分布している。曼珠沙華はしたたかな花のようです。25日でお彼岸期間も終わり、そして秋はどんどん進んで行きます。
今日の夕食は、
◆秋刀魚の明太子焼き ◆野菜の味噌煮 ◆焼きナス ◆獅子唐ちりめん ◆ご飯
100歳の日野原重明先生(聖路加国際病院理事長)が「本当に大切なものは、目には見えないんだよ。」と昨年災害を受けた和歌山の小学校5,6年生に講義をしたニュースがありました。そこで、考えてみました。目に見ないものとは何?⇒時間(≠時計、/→[過去・現在・未来]一瞬の変化∩意識)、命(≠心臓~血流ポンプ、/→生、健康、行動∩意識)、心(→[信頼、愛・情・志、安心、]感情∩意識)、空気・風・熱・匂い(≠風船、風力計、温度計、/→[感覚~触覚、視覚、臭覚、]体感∩意識)、知恵・知識・経験(≠脳~情報保管庫、文字、/→[決断、思考、記憶]言葉の意味・イメージ∩意識)、……難しくてよく分かりませんでした。当然のことですが意識が関与しているように思います。大切なものは結局、強く意識することで見えてくるようになると言うことでしょうか。逆に、見えるものは大切でないから見なくてよいのかも…?。そう言えば最近見えるものが多すぎて(情報過多で)表面的なことに振り回され、本質を見抜く力が弱ってきているように思います。→なぜ、その人がそんな言動にでるのかを思う心配り(=恕)が大切!だが、ゆとりがない。