ぼたもち を作ってお昼に仏壇にお供えしました。今日は春分の日でお彼岸の中日です。春に咲く牡丹の花を見て、小豆〔あずき〕の粒を牡丹に見立てて「ぼたん餅」から「ぼたもち」になったと言われていますが、今一つ説得力がありません。中国・唐の玄宗の時代に牡丹が「花の王」として愛でられるようになった。そんなお花をお仏壇に飾ってあげたいとの思いを ぼたもち に託したのではないかと私は思います。赤で邪気を払うために小豆を。春の種蒔き時期の小豆は硬い皮をはがし、当時高級な砂糖を使ってこし餡にし、丸い餅にまぶして赤紫の牡丹花のように大きく見せ、ぼたもち とした(逆に、秋の収穫時期の小豆は柔らかい皮なので粒餡にし、小ぶりの細俵型餅にまぶして赤紫の萩花に似せたのが おはぎ)。どちらにせよ、お彼岸は太陽が真東から昇り、真西に沈むから阿弥陀如来の下に居る故人へ東の現世に居る私たちの思いが一番通じやすい時期との考えで墓参りをしたりして故人を偲ぶ儀式となった。その儀式をよい機会として亡くなった両親に思いを馳せた。お仏壇に「恙〔つつが〕なく暮らしています。ありがとう! お父さん、お母さん」と手を合わせた。
今日の夕食は、
◆スズキのバルサミコスソースとササミのチーズ巻き ◆ペンネのミートソース ◆新玉ねぎのオリーブ掛け ◆キャベツのコールスロー ◆野菜ポタージュ
~ ペンネがあったのでご飯は食べませんでした ~