郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

博士の日

2022年05月07日 | 日記

 昔は「末は博士か、大臣か」と優秀な子どもに言ったものです。博士は”はかせ”と”はくし”と両方の読み方がありますが、”はかせ”は ある専門分野に長けている人(Professor)のことで 博士号を持っているかに関係しない。 ”はくし”は 博士号を持っている人(Doctor、Doctor of Philosophy)のことだそうです。凡人の私には関係ない言葉ですが…。日本で初めて博士号が25名に授けられた日が明治22年(1889年)の今日です。博士”はくし”は凡人によって作られ、また凡人によって消されてしまうように思います。少し頭のよい子を崇めて周りの大人が天才だと、その子をその気にさせる。自らの独創的才気で探究に励み、ある分野で特殊な能力を発揮するまでになる。それをそのまま伸ばそうと周りの大人が介入しその子が学習的制約を受け始めると常識内の大人と同じように凡人になってしまう。新しい視点からものごとを見、探究する力(こだわり)を失ってただ知識の集積に走ってしまうからです。子の真面目さ、純粋さをとことん推し進めると一般的な真面目を超え非真面目になります。常識外の非真面目にならないと新しいことを発明なり発見は出来ないように思います。子を思う存分、自由にさせてあげることが大事なのですが親は心配で勉強、勉強と介入します。そして勉強嫌いな子にしてしまいます。親も熱中出来るものを見つけることが間接的に子によい影響を与えます。

 今日の夕食は、


 ◆豚肉の生姜焼き ◆おぼろ豆腐のキノコ餡 ◆拌三絲(バンサンスー) ◆蕗の青煮 ◆ご飯
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