両親や友達が亡くなったときはまだ自分は若いから、自分が死ぬのだという実感がないから死ぬことについて他人事として考えなかったけれど、同年代の周りの人が亡くなることが多くなるとどうしても死について考えてしまうようです。ましてや同じような病気を持っている人なら、なおさらです。死ぬ方も死なれる方も。そして落ち込んでしまう。
死なんてあっけないもの。足音も立てず突然にやってくる。この3週間前まで話しをしていたのにと思うと家人は言う。だから、自分もそのように死にたいと言うことのようであった。それまではあっけらかん(何事もなかったように平気でいるさま)と毎日の生活を過ごせれば、それでいいとする。自分自身の振る舞いについては拘るところはとことん拘って、拘らないところは相手の言うがままになす。要は悔やまない。この世に未練の残ることはさっさと諦めてしまう。あの世へは恐れを抱いて行くよりは遠足にでも行く気持ちで行きたいし、もしも自分より先に亡くなった人に会えれば楽しいわけですから…。死を前向きに捉えられるようになるとその道程はまだまだ先のように思えてきたと言う。私も年寄り面〔つら〕(死の足かせを嵌〔は〕めて生きるさま)をせず、元気!元気!と生きようと思う。今日は独居高齢者食事サービスのボランティアで頑張ってきました。
◆鶏もも肉のトマト煮 ◆黄色ブロッコリーサラダ ◆きのこマリネ ◆野菜スープ ◆ご飯
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