昨日は、「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」といういかにも寒そうな季節のことを書きました。
この季節のことを調べているうちに、「春隣(はるとなり)」という言葉があることを知りました。
「立春」の前のまだまだ寒い季節だけれども、少しずつ春の兆しが感じられるというような意味合いだと思います。
俳句の季語としても、知られているこの言葉ですが、ともて良い言葉だなと思います。
同じような意味合いの言葉で、「春近し」というものもありますが、少しニュアンスが違うような気がします。
どちらも、もうすぐ春であるということを意味していると思うのですが、「春隣」の方は、気が付いたら、春がすぐ隣にいたんだという驚きのようなものが感じられます。
また一つ、新しい言葉を覚えました。
先日は、「寒の入り」から数えて九日目に汲んだ水のことを「寒九の水(かんくのみず)」ということを知りました。
まだまだ、知らない言葉がたくさんありそうです。
今日は、朝から「春の兆し」を探してみました。
この時期の旬の花として書かれていた「蝋梅(ろうばい)」ですが、まだまだつぼみがほとんどでした。
俳句では、晩冬の季語になっているそうです。
せっかくなので、咲いている花を探すと、ちらほらと見つかりました。
この蝋梅の横では、この季節の野鳥として書かれていたジョウビタキ君を見つけました。
水仙の花と一緒に写っていて、まるで本に書いてある通りの光景で、うれしく思いました。
ここにも、「春の兆し」がありました。
先日、大雪をかぶっていた桜の木はどうなっているかと見てみると、枝の先のつぼみが膨らみ始めていました。
開花までは、まだまだかかりそうですが、春が近づいていると感じられる光景でした。
大雪の下で、つぼみが少しずつ大きくなっていたんですね。
今日は、日差しも暖かく、先日の大雪とは全く違う気持ちの良い朝でした。
全くの余談ですが、・・・。
先日、富士山を見に河口湖に行った際に、サンドイッチマンのテレビのロケと遭遇しました。
一昨日、かえれマンデーという番組を見ていたら、その時の様子が写っていました。
遠くの方に、傘をさして、ロケを眺めている私と家内の姿が映っていました。
全くどうでもよいような話ですが、ちょっと嬉しくて、スマホで撮影してしまいました。
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