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私立中高一貫校 現在の文武両道 参考用

2021-09-02 07:37:12 | 日記
わが子が通学する私立一貫校配布の「進路のしおり」を持って帰ってきました。
おそらくどこの中高一貫校や高校でも配布されると思いますが、
最新の受験情報や卒業生の合格体験記が記載されています。
進路主任の先生の書かれた「現在の文武両道」は、私には新鮮でした。

「文武両道」意味を調べなくても、なんとなくイメージしやすい言葉ですね。
勉強とスポーツの両立。
そう思う方がほとんどだと思います。
でも、調べると、学業と武芸の両道。
両立ではなく、極める。
両方とも秀でないとならない。
武芸って、今どれぐらいの生徒がしているのでしょうか?
昔の言葉ですからね…
マンガでは、格好いい生徒会長が、全国模試でも上位、サッカーやバスケットで全国大会出場。
なんてよくある設定ですが、現実は、そんな人はまずいません。
やはり勉強を頑張ろうと思えば、部活は、そこそこはできても、全国大会出場し、
上位になることは難しい。
※大抵上位は、私立の特待生を集めた学校出身者が多い
ただ、部活を頑張った生徒は、引退後、体力や集中力があるので、追い上げはすごい生徒が多いです。

進路指導の書かれた「現在の文武両道」は違います。
勉強と勉強以外のことが秀でること。
文の勉強はわかります。
でも、武が勉強以外???
各大学の面接を見ると、
「運動部で全国大会出場した」だけでは評価されにくくなっている。
むしろ、文化部や個人的なボランティアで、
「私はこういうことを学んだ」
という生徒が、合格している例があるようです。
わが子の通学する私立中高一貫校は、全国大会や国体に出場しても、
部活の推薦で大学を決める生徒はいません。
それもあり、
「ああ、〇〇君部活頑張っているね」
ぐらいの感覚のようです。
特に、今は多様化の時代で運動部>文化部の図式ではないようです。
自分のしたいことを頑張る。
それが評価される時代のようです。
私が子どもだった昭和は、部活=運動部で、運動部でないと、内申がよくない、
高校卒業の場合は、就職も一流企業には合格できない。
そんな時代でした。
それを考えると、いい時代になったなあと思いました。


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