錆身刀身の研摩が完了しました!
当初、非専門家による加工がなされ、修復不可能か?と思われたお刀でした。
サンドペーパーか?による鎬筋の破損が甚だしく、おまけに全体に酸による腐食が認められました。
こうなってしまうと、どんなに生まれの良い刀剣でも、修復は難しいものです。
稀に、焼刃の状態を見るために、錆身刀身に酸をかける業者さんがいらっしゃいますが、肌の間から酸が浸透して深い錆を呼んでしまいます。
金剛砥にて荒砥をかけるのにも限界がありますので、アバタ状の朽ち込みが残ってしまいます。
最悪の場合、心金にまで錆が達して、お刀の価値を著しく損ないかねません。
お刀には、様々な研ぎ方があり、個々の刀身にあった研摩法を職人が選びます。
ベテランの愛刀家の中には、研摩法をご指定される方もいらっしゃいますが、一般の方は、職人のアドバイスを十分にご活用された方が、結果的にお刀にあった仕上がりになると思います。
今回は、打ち下ろしの刀身研摩以上に時間がかかってしまいましたが、良いお刀を後世に残すお手伝いができました。
当初、非専門家による加工がなされ、修復不可能か?と思われたお刀でした。
サンドペーパーか?による鎬筋の破損が甚だしく、おまけに全体に酸による腐食が認められました。
こうなってしまうと、どんなに生まれの良い刀剣でも、修復は難しいものです。
稀に、焼刃の状態を見るために、錆身刀身に酸をかける業者さんがいらっしゃいますが、肌の間から酸が浸透して深い錆を呼んでしまいます。
金剛砥にて荒砥をかけるのにも限界がありますので、アバタ状の朽ち込みが残ってしまいます。
最悪の場合、心金にまで錆が達して、お刀の価値を著しく損ないかねません。
お刀には、様々な研ぎ方があり、個々の刀身にあった研摩法を職人が選びます。
ベテランの愛刀家の中には、研摩法をご指定される方もいらっしゃいますが、一般の方は、職人のアドバイスを十分にご活用された方が、結果的にお刀にあった仕上がりになると思います。
今回は、打ち下ろしの刀身研摩以上に時間がかかってしまいましたが、良いお刀を後世に残すお手伝いができました。