先週末以前お話した霧島へ、今回は一泊で行ってまいりました。日帰りで行ける距離ではありますが年に1,2度は山歩きで疲れた足を休めるため宿に泊まります。残念なことに霧島にはペットと泊まれる宿がほとんどないため、今回も紅太郎は車の中でのお泊まりです。慣れているとは言え、やっぱり気がかりです。
写真はクリックすると全部大きくなったり他の写真になったりします。
いいお天気。 絶好のドライブ旅行日よりと思いきや、紅父の仕事が超忙しくその日もぎりぎりまで仕事。おまけに体調悪く、私もまだ完全ではなかったので宿をキャンセルしようと思ったくらいでしたが・・・何ヶ月も前から楽しみにしていて滅多にない機会だったので・・・せっかくだからと、 何とか出発 プップー( 紅太郎の震え少なくなりました~ )
元々は前回行ったえびの高原まで足を伸ばして山歩きのつもりだったのですが紅父の体調を考えて旅館の近くを散歩することに。山々が遠くに見え、鶏の声が聞こえ、コスモスがあちらこちらに揺れて、なかなか風情のある風景でした。
「おとしゃん、ケコケコッコオーって何らろね~、あれー?」
知らずに来ましたが坂本龍馬とその妻おりょうが訪ねた地でもありました。こんなところまで来て下さったんですね。龍馬さん! 紅太郎をクリックすると山の風景が見られます。ここで手作り弁当を食べて早めに宿へ行くことに・・・
「ら~~、きれいらね~。お山ひさしぶりらね~~」
今回初めて利用する旅館へ。料金高め 。 クリックするとどんな雰囲気かわかります。
到着すると一番気になるのが駐車場。建物から近いという条件で選んだ宿でしたが実際見てみないとわからないのです。屋根のついた駐車場でほっ。これなら寒さも防げます。部屋からも2,3分で行けるので度々紅太郎の様子も見に行けます。
でも着いた途端、紅父やはりばたんきゅ~~~。ゆっくり休んでもらいたかったので私は部屋を出て紅太郎のところへ。宿の方のご好意で(最初はダメって言われたのですが)河原沿いの足湯の付近の散歩を許可して頂きました。
「 くんくん、何だろねー。このにおい。たぬき君かーー?ちなみにぼくはきつね顔~ 」
たくさん着込んでしばらくここで二人過ごすことにしました。河原に降りたり、紅太郎興味津々。今まで嗅いだことのないにおいだったのでしょう。
哲学犬紅太郎
「 この川はどこへ流れていくのらろう。いつか見たあの青い大海へと注ぐのれあろうか。果てしのない旅れある。 」
しばらくここで紅太郎と時間を過ごすと決めたものの、こんな時間がもてると思っていなかったので本も持ってくるのを忘れて・・・ああああ~~!そうだっ。とひらめいたのがこのブログでした。 携帯からのアクセスはマスターしないままのお出かけでしたが、そこはたっぷり時間があります。その日は親ばか短歌(みくさん命名)に対するコメント(返歌もいっぱい)を頂いていたみたいだったのでそれを読みたかったのです。ああ、何と救われたことかっ! 大げさではなく本当に救われました。書いて頂いたコメントや返歌に爆笑したり、涙したり、そしてそれにお返事を書いたり・・紅太郎の背中を撫でながらとてもゆっくりとした時間が流れていきました。この場をお借りしてもう一度コメントを下さった方々に御礼申し上げます。そしてコメントは書かれなくても小さな動物と暮らす者の思いに共感して下さった方々に。 面白いですよね。人生何があるかわからない。でもちゃんとそれには意味があるんですね。紅父の不調で正直家に帰った方が紅太郎にも寂しい思いさせなくて済んだのに・・とちょっぴり悲しくも思いましたが、日常を離れて自分の好きな世界に浸れた、しかも紅太郎を傍らに・・・幸福な時間に感謝でいっぱいでした。
明日はプチプチ旅行パート2です。紅父復活なるか! 紅太郎はお泊まり無事に過ごせたのかっ! 明日は山歩きもせずこのまま帰るのかっ!(なんて大げさな。 パート2があるということはもっと綺麗な写真が撮れたということです。見頃にはまだもう少しというところでしたが紅葉もとれました。また見にいらして下さいねー。