工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

京都で有名な節分は壬生寺(壬生狂言節分)吉田神社!

2010年02月03日 | Weblog
京都で有名な節分といえば、壬生寺の壬生狂言(節分)吉田神社の「鬼やらい」かもしれません! 

壬生寺は、先日行った時に比べると、屋台だらけで、人の波!

壬生狂言は、2日3日の1時から8時まで1時間ごとに行われ、

壬生寺会館の奥の大念仏堂(狂言堂)で45分間「節分」の狂言が行われます。

壬生狂言ってどんな狂言?

700年前、鎌倉時代に円覚上人が仏の教えを、パントマイムの無言劇で演じたのが

始まりで、30もの出し物があるとのこと! 狂言師は無言で踊るように演じ、

音楽は、鉦、太鼓、笛のみで、セリフがありません。

歴史ある狂言を、始めて見て、狂言堂の建物も素晴らしく、狂言師の所作もわかりやすく

700年間、民衆の中に残った、歴史の重み感じました。

吉田神社の、夜6寺からはじまる「鬼やらい」は、一度見たかったのですが、

6時に行ったら、もうすごい人波で、暴れまわる3匹の赤、青、黄の鬼を

正義の使者が退治し、人びとの幸せを願う、様子がぜんぜん見えなかった!

ウオーという鬼の声のみ聞こえてきました。1時間前くらい前から、前の方で、始まる

のを、待ったら、見えたかもしれない!

3日間で、50万人の参拝者とか? すごい混雑でした。


壬生寺に行く坊城通は、交通止めの、歩行者天国になり、屋台が並んでいました。

 
たい焼きと○○焼を買って、立ち食い! へんな名前の○○焼は○の枠に具と卵を落とし
焼いたもの! 美味しかった!


壬生寺門前も屋台だらけ!


ほうらく焼を売る屋台が多かった。


ほうらく焼は素焼きで名前生年月日、願い事を筆で書き奉納する。
4月21日から29日に行われる、
壬生狂言の毎日の序曲である「炮烙割」で、ことごとく割られる。 
この炮烙を奉納した人は、その年の災厄を免れて、福徳を得るという信仰です。


壬生寺会館の前で、壬生狂言を待つ人 4時からの壬生狂言を見ることにしました。


大念仏堂(狂言堂)
コンクリートの壬生寺会館の中で上演されるかとおもったのですが、北のある大念仏堂
の舞台で、階段状に置いたベンチに座って見ました。狂言師は能面をつけ無言で
所作で演じます。「節分」という狂言は、後家、厄払い男、鬼が登上し、後家が鬼に酒を
飲ませ、鬼に嫌いな豆を投げ、鬼を退散させるという、狂言です。


壬生寺本堂


先日見なかった、壬生塚を100円の拝観料支払って、お参りしました。


壬生塚内部


近藤勇像 近藤勇の最後は断首されたので、遺髪塔のみだそうです。

 
水羊羹2ヶで300円 甘納豆3ヶで500円。  安い!  買いました。
幸福堂という金つばが美味しいお菓子やさんは行列していた。1ヶ150円
日持ちしないので、屋台の甘納豆にしました。


壬生寺に行く道にある、元祇園ナギ神社も節分祭してました。京都の神社、寺は節分祭
で賑わっています。


境内でなにをしているのでしょう? 古いお札を家からもちより、燃やしてもらい
新しく、またお札を買うとのことです!


巫女による、お神楽とお払い! 神社とお寺のかきいれどき??


吉田神社はすごい人波!


本宮前は「鬼やらい」見学する参拝客で本宮には近づけません!


人波で鬼が見えず、やっと鬼の頭のみ、写真に写せた!
平安初期からの宮中行事を継承し、「鬼やらい」と呼ばれ、怒り、悲しみ。苦悩を表す
赤、青、黄の鬼が登場し、金棒片手に雄たけびを上げ、暴れる鬼を正義の味方「方相氏」
が矛と盾で追い詰め、殿上人が弓で矢を放ち、鬼を追い払った!
今日の京都新聞の記事で、写真見て、様子がわかりました!