工房八重の部屋

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アスニー山科講座「平 清盛」は満員の人気の講座でした

2012年04月11日 | Weblog
アスニー山科講座 4日(水) 597回  

『平家の棟梁 平清盛 ~夢と栄華の世界を開いた男~』 

講師は 作家・歴史研究家  高野 澄 氏

今、NHKの大河ドラマで放映しているからでしょうか?

空席がないくらい満員の盛況でした。

『平家物語』における悪虐、非道、非情の描写から、平清盛は古来成り上がり者の

暴君かつ傲慢な性格のも人物だという評価が定着していたが、

一方で実際の清盛の人物像は、温厚で情け深いものだったともいわれている。

平家物語は琵琶法師によって語りつがれ、文章になった物語である。

なぜ悪人として書かれたのか? 

清盛が悪人だったから、最後には平氏は滅びたという筋書のため!

現在大河ドラマとして、放送している無頼の清盛は、父重盛が、都の役人の高官と

り、出世はしたものの、武家平家の悲哀、意地を表現している。

平清盛に関する講演は、作家の講師のためか、小説を聞いているようで、

時代背景などの説明や清盛のエピソードをまじえ、興味深く、

時間があっというまにすぎた、楽しい講演でした。


4月のアスニー山科講座


講師は 作家・歴史研究家  高野 澄 氏