工房八重の部屋

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松坂商人、広大な旧長谷川治郎兵衛の屋敷を見学

2020年12月30日 | Weblog
和田金ですき焼きの食事後は松坂の町並みを散策する自由時間でした!

松阪屈指の豪商、広大な旧長谷川治郎兵衛の屋敷を見学しました!

長谷川治郎兵衛家の本宅です。

長谷川家は、数多い江戸店持ち伊勢商人の中でも、いち早く江戸に進出して成功をおさめました。

1675年、3代治郎兵衛政幸を創業の祖とし、

後には江戸の大伝馬町一丁目に5軒の出店を構える木綿商となります。

長谷川家の広大な屋敷構えは、その長い歴史の中で隣接地の買収と増築を繰り返し形成されたもので、

近世から近代にかけて商家建築の変遷をたどることができるとのことです。

玄関をくぐると、奥に向かって通り土間が続き、奥に土蔵がさらに4棟、

最も古い大蔵、左に米蔵、大蔵の右手に新蔵と西蔵が並んでいます。

長谷川家には建物群のみならず、創業以来大切に保管されてきた

商業資料、古文書、蔵書類及び商業関係の諸道具、生活用具など、

膨大な資料が良好な状態で保存されており、伊勢商人の繁栄の証を今に伝える貴重な文化遺産tです。

平成25年、長谷川家から創業以来の土地・建物、

そして87,000点にも及ぶ膨大な資料が松阪市に寄贈されました。

旧長谷川治郎兵衛家は、平成28年7月25日、国の重要文化財(建造物)に指定されました。

また、平成27年3月5日には、県の史跡及び名勝に指定されています。

見学してその広大な屋敷に驚嘆しました!





旧長谷川治郎兵衛の屋敷


旧長谷川治郎兵衛の屋敷


旧長谷川治郎兵衛の屋敷の拝観の入り口


土間


土間


土間


木綿の手織りをしている方


蔵の中は資料館


室内も見学できます














近くのある三井家の初祥の地


城下町には旧家の建物が残っていました!