人類の黒歴史は終わらない

ニュースを始めとした各種情報サイトなんて読まなければこう言う事も感じる事は無いのでしょうが、ワタリの眼から見ると、この世界には現在の先進国が現在の姿になる前に過ぎ去って来た野蛮な時代、すなわち黒歴史を体現している国がまだ大量に有ります。

まるで公害が社会問題化する以前の日本のような現在の中国。
女性差別が今なおすさまじそうな印象の有るインド。
我々が後進国と呼んでいる一部地域の少数派民族の間では、今なお双子は不吉だから殺せと言うような因習も残っているようです。

終りのない戦争に身を投じているように見える地域も有れば、一見輝かしそうな現在の先進国でもいわゆるブラック企業やいじめを始めとし、野蛮な黒歴史は住民単位でまだまだ有ります。

そう、結局この世はまだまだ叩けばほこりの出る布団状態。

一見善良そうに見える慈善活動家だって、そうなる以前は何をしていたのかわかりゃしません。

再びワタリの感じる世界の話しになりますが、こう言う世界はワタリの眼には、終わらない修行場のように見えます。

だからと言って、それを精分化出来る程私は世界情勢に詳しくは無く、詳しくなっている時間もないので、この辺に関しては多くを語れません。

ただ一つ明確に解っているのは、新しく生まれた魂は、まず最初にシャーマンの力が強い人類創世の頃の習慣を持つ国から修業を開始すると言う事。
日本でも、昔の農村部では民間療法が優勢だった頃が有って、その頃は色々な因習が有った訳ですが、この世界はそう言う世界に近いと思うと解り易いと思います。

正直、アステカで有名な生贄の儀式がほぼ消滅しただけで、この世はまだまだ先進国民が妄想するような楽園にはなっていない。

でも、それは今現在の人類にとって必要だからこそ、こう言う地球になっているんだと言う考えも有ります。

これに憂えて、色々活動をしている人達の存在は知っています。
少しでも文化的な暮らしを。少しでも因習を減らせと内外から色々なアプローチがなされている事も知っています。

でも、現状はタイトルに書いたとおり。

未来は解りません。
だから、もしかしたらこの現状を人類は解消出来ているかもしれません。
あるいは、解消出来ていないかもしれません。

どちらにせよ、仮に解消出来たとしても、その頃にはワタリは魔界にいますし、ギャザリングの場所で見下ろす方になっているのです。

そう言う訳で、この現状を解消出来る事を心の底から願っています。

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