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結局ね、子育てには人手が必要なの

2022-04-18 00:00:00 | スピ母の実践育児と子育て体験
今さっきふと、育児で一番大変だったころを思い出しました。
当時子供たちは5歳に満たない年齢で、ワタリは次から次へと起きる自分がやらなきゃならないことに翻弄されていました。
今思い返すと子供たちの脳みそは本能よりで、原始時代を生きるには問題がなかったのかもしれませんが現代社会を生きるには徹底的に教えないとなりませんでした。

だから説明に次ぐ説明、説明のための説明の日々で、毎日毎日うんざりしていました。
今考えると子供たちはワタリに説明を求めることが楽しみだったのかもしれませんが、当時のワタリは子供たちの楽しみを一緒に楽しんでやる余裕はありませんでした。

服を着させれば外に飛び出し、料理をしている後ろで壁に落書き。
一時も気の休まらない日々の中、今考えると児童館で自由に遊ばせている時だけが唯一の心の安らぎだったのかもしれません。

結局ね、今の育児には人手が足りないんですよ。

親世代みたいに大人ばっかりの中に子供じゃないから、家事をしている時に外に出て行かれたら母親は家事の手を止めて捕まえに行くより他がありません。
大人ばっかりの中に子供だったら、誰かがつかまえてどうして外に行くのかと問いかけたかもしれません。

皆が協力をして皆が負担を分け合って皆が子育てをするのが当たり前だった時代。
そんな時代の良い所だけを、現代を生きる母親は求めているのです。

ワタリの子供たちは今思春期です。
6歳でひと段落して、10歳でこちらの話が分かるようになってきて、今やっとひと段落です。
でも、ワタリが求める基準にはまだ遠く、家事の戦力にはなってもまだ対人スキルが大変。

わがまま言いたい放題甘えたい放題で、一般的な子よりもちゃんと話ができるという事実でしっかり教育が出来ているとは言われるものの、はあ、あんな修羅場の連続で良いんですかいなと疑問符が浮きます。

うちの子たちの成人年齢は18歳です。
後五年、後七年とは思いますが、今の育児には本当に報われた感がありません。
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