診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

すごい奴だと思う

2019-09-29 00:19:26 | 診断機
届いた次の日から大活躍です。



中古で販売のアクア
各自それぞれカギを持つということでキーの追加です。





本格的なエーミングは一工場が持つには高価すぎてちょっと無理。







間にいくつか工程がありますが、ほんの2~3分で完了。
以前のマキシシス(古いソフト)と比べると格段に理解しやすくなってると思います。







初回車検のイヴォーグ
色々な事情で購入先が無くなり、保証やらなんやら何も無い可哀想な車。
でもその辺は気にしてないお金持ち、最初の車検だから大丈夫でしょ。がどっこい
バッテリーは万が一を考えて交換。









フロントブレーキを清掃点検したらリヤの電パーへ
いろいろ項目がありますが、バカなりにガイドに沿って解除







こうなったら普通のブレーキ



3万キロ走行ですが異常な片減り。



見た目ではキャリパーに異常は見られませんが分解前にローターを手で回すと
引き連りの手ごたえは感じる。
本来なら保証でごっそり交換とかの感じになると思うのですが







新しいパッドを組み、パーキングポジションを戻したら
だいぶ抵抗が無くなったのでこのまま様子見です。







ベルト交換でテンショナーに工具をかけようと見たら冷却水漏れ・・・
初回車検でこうなるか(笑
テンショナーも外すので予防的にこれも交換、部品待ち。







そのまま交換しちゃうかなと思ってたバッテリーですが
時間があるので補充電したところ、結構容量減ってた。
的確にじっくりと充電。



部品が到着するまでイヴォーグは手を出せないので一旦リフトから降ろして
アクアの車検。



ラジエターの冷却水抜いたと思ったらインバーターの抜いてたw
10万キロの節目だから構わんよ。と、すんません。



メンテモードにして水温の推移を観察。



ブレーキフルードの交換は圧送以外考えられない。
これだけで時間は大幅に短縮できるから買って良かった。





NHR85 エルフの車検。
DPDの再生が頻繁とのことなので色々点検。

土木の工事車両だからとっても汚れてます。
だからここは古いマキシシスで・・・







排気ブレーキ、スロットルは異常はありませんが
スロットルチャンバーはシャフトにガタ、かなり経年劣化がみられるので
分解洗浄と同時に交換の了承をもらう。









いつもの作業とプラス排気スロットルの交換。
やはり対策前のチャンバーが付いてました。





再生作業は新しいマキシエリートで。
もちろんDPDリセットやアクティブなんかも問題なくできます。



チェックランプが点灯したというFE83キャンター
再生中に気になったので色々点検したら





以前の記事

徹底的に洗浄した車両でした。



ま た お な じ こ と し て る



再生後にオイル量見たら交換規定のはるか上だったので、こちらで再度交換。



作業した前日に点検してんのかよ・・・
クラッシャーイスズに変更しませんか?

宝の持ち腐れ

2019-09-22 01:22:17 | 診断機
少し前に診断機補助金の件について書きましたが
ようやく補助決定の通知が届き



買ってしまいました。
最近、外車の診断(サポート)にソフトが追い付いていない事が多く
ベンツに関しては現行CクラスがXENTRYでギリ対応できたという
不安な部分がちらほらと目に見えてきたのがキッカケ。

現在持ってるマキシシスのソフトをアップデートすれば診断に関しては
問題なく運用できるのですが、今年から仕事を持ってきてくれる人に
そこそこ外車オーナーさんが居るため、もしかしたらSCNコーディングなど
必要な時が出るかもしれないことから補助金も出ることだしって思い切りましたよ。



マキシシスのアップデート久しぶり。
これでVWのメカトロのキャリブレーションとか
なかなかややこしかった操作の問題も解決できると思います。



ちらっと聞いてましたが国産トラックにも気合入れてきてるとか・・・
この辺楽しみです。



とりあえず買いましたよーってう中間報告。
補助金をもらうため、これから規定台数の診断実績作りです。





というわけでちょうど車検入庫のデュトロで。



車体番号自動で認識タブから入ると通信エラー。
あら~しょっぱなから出鼻くじかれそうになりながら





VCIはつながってるので手動から入ってSKGタブへ



診断初めて安心しました。



このへんはファイネスで調べてみないとはっきりしないかな?



フリーズフレームも残ってるし。



車体上げてたからそれのせいでしょ。



新型だからいろんな機能が付いてますね。
で、いつもの癖で一過性と判断し車検場往復で出るようなら改めてしらべましょと

クイック消去してもうた

診断実績のために故障コードをキャプチャしとかなきゃいかんのに・・・
でも手動でしか進入できなかったから車体番号が空白なんだよね
そのへん、実績報告はどうすればいいのかな?
ま、まだまだ時間はあるし、無難な車でしっかりやりましょ。

さて、新しい人が入れば古いマキシシス与える事も考えるんですが
今のところそんな話は出てこず・・・
若干、バッテリー持ちが悪いかなって程度で、アップデートすればまだまだ前線で戦える
ポジションに居るんですよね~
5万くらいで売れるなら知り合いに売ってみようかな。

便利な小道具

2019-03-23 22:49:15 | 診断機
診断機も含めて。



これは部品ですが、ユニックのフックに付いてるワイヤーの外れ止め。
これのバネがよく折れるのに、バネ単体では出ず返しそっくりで数千円します。



地元は小さい工場の集まりなのでバネだけ作ってくれる所も未だ健在です。



定期的なメンテナンスをあまりしない車両がタイヤのバーストで入庫。
緩ますときに結構食い付いちゃいましたので、アリで購入してあった
タップが役に立ちました。
ちなみに左回し。個人的に買うには躊躇する金額ですけどこんな状況1回で元は取れるような気がします。



ネットを徘徊してたら面白い物を見つけました。
簡単に書くとダイスです。



トンカチでネジ山叩いたボルト



セットしグルグル回す。



修正完了し、クルクルまわります。
これの凄いところはピッチ、サイズを問わないことです。
おまけにタップやダイスのように削って修正するのではなく
潰れた部分を馴らしていく修正なのでボルト強度に影響がほとんど無いらしいです。
そのため、何度か行き来したり修正圧力を加えたりコツが必要ですが
すぐに慣れます。
ハブ用のデカいバージョンもあるらしいので近いうちに購入予定です。





アクアが車検で入庫されたのでDST-iをつなげてみました。



コンパクトで車検整備や検査コースでの整備モードにこれは便利ですね。
ただ、やはりブレーキはエア抜きのみ。





フルード交換は電源供給補助が可能なGYSの充電器で。
への字のクランプはアクアのような狭いところでつかみ易いですよ。



先にコードは入力されてないか確認。









ソコソコ慣れたもんで順にフルード交換したら



レベル合わせて





アキュムレーターダウンし完了。



あとは整備が完了するまで充電。



新車からほとんど減ってない・・・



バッテリー交換モード



リプロなどで必要なエキスパートモード。



これらは最初から提示はされないので裏モードコードで表示設定。

カッコよさ優先で買ったけど、仕事的には超有能。







ベンツビアノ?パッドの警告がでたとのことで交換のご依頼。







一通りの点検もありますのでDAS起動。
メンテリセットのやり方がわからないので、なんとか調べて手動リセット。

外車はメンテ用のターミナルがあってこういうところはすごく便利。
理想の整備環境が揃いつつある今日この頃。

今後必須になる道具

2019-02-27 23:39:29 | 診断機
になるかもしれません。
はい、新しく導入したGYS充電器の事です。



当社在庫の充電制御バッテリー
エネオスロゴ入ってますが、たまに仕入れすぎて安くするから買わない?ってお話があるのです。
基本、パナびいきですが、こだわりはありませんので何でも来いです。





説明書読みましたが普通充電でも綿密な制御してるんですね。
イージー充電でお任せだとおおむね4時間1サイクルでじっくり充電してくれるようです。





週1の夜しか乗らないからよく上げてしまうポルシェのバッテリーだったり。





バイク用の充電依頼だったり。
これはさすがにマズいかと思いましたが、急速充電電流を越えない範囲で徐々に充電してくれました。
バッテリー本体はほんのり暖かいくらい。なにげにすごいヤツだな。
あ、そうそう
購入先から日本語化できますよと教えてもらい、試したらできましたw
説明書には日本語なんて説明無かったよなぁ・・・







日本語化できるなら説明書もあるんじゃないのってネットを調べたら型は違いますが
PDFで落ちてました。
もちろんプリントして一生懸命勉強してます。



今回の本命、車検で入庫されたプリウスアルファ。



2回目の車検で要充電





充電後にもう一度測定するのでリヤゲートあけたままバッテリーに直接つないで充電し、その間に整備。



充電が完了したらダイアグプラスでブレーキフルード交換の補助。





ダイアグプラス時はエンジンルームに繋げる

プリウス フルード交換時の電源補助


リヤブレーキ動画を撮るとタンク空っぽにしてしまう恐れがあるのでフロントでの動作。
ペダルをダブるたびに必要な電流を補助。
25Aって結構な数値だと思いますよ?
補助電源無しでやるとバッテリーが上がってしまわないかいつも心配だったのです。

















英語は苦手なんですが、キーオンで放置できるのでがんばって理解しながらフルード交換。



最後にコードがあるか調べても何も無し。
ふと思ったんですが、純正機でやるとフルード交換じゃなくエア抜きという項目なんですよね。
だからアキュムレーター作動したり、マキシスより裏でいろんな事やってる作動が多いから
エア抜き後の故障コードが入りやすい。
消せるからなんて事無いですけど、マキシスでのフルード交換、精神的に優しいですよ。

リプロや、部品交換後のキャリブレーションなんてほぼ無い当社ですが
充電だってターミナル外さなくていいし、何かの作業でキーオン状態が放置できるという
日常業務にかかせない道具だと思いますよ!



ちなみにキャリパーのツメからちょっとはみ出てる状態のブレーキプロテクターがスキです






GYS 安定化電源

2019-02-14 22:06:38 | 診断機
商品を紹介されるまで存在すら知らなかったGYSというメーカー。
欧州では溶接機シェアがかなりあるようで、無知と言うのは怖い。
あんまし頭は良くないのでスペックはソコソコに確認しつつ、デザインで選んでしまった部分が大半を締めますが
診断機でお世話になってる所からの購入なので万が一何かあっても相談できるでしょうということで
無知なままでは絶対選ばないフランス製の充電器を前回購入、記事にしました。

で、ハイブリッドが入庫したら。。。なんて思っていましたが
基本機能は充電器、12v車ならなんでもいいわけだから、リフトに上がって
なおかつバッテリーに不安がありそうなら使用していこうというスタンスに変更しました。



手始めにうちの代車、ハイエース。



ほって置くだけで自動的に100%まで充電してくれます。



車検で入庫の3年経過のレジアスエース。
まだ8000キロなのでやる事がほとんどなく、リフトで上げてる間はずっと充電。
バッテリー搭載位置に難のある車両ですが、基本車載状態で放置しとけば良いってのは
すごく便利。



じつは充電器を搭載するためのトロリーも注文してました。
今回購入した壁掛けは12v専用機、トロリーなんて必要無いのですが
後々、トラック用に24v機も購入を考えているのでそれをトロリーに入れればいいかな?と





バタバタっと組み上げて完成。
これも一目惚れで注文したアホですが、当面の使い方は診断機を載せ、賢そうな顔して
故障診断をするのです。あ、なんかすげえカッコいい姿でパソコン叩いてるアホが浮かんできた。
実はボッシュの充電器を購入するつもりの予算がGYS壁掛けとトロリーでお釣りがきます。
トロリー自体がお値段、結構な金額なのでGYSの充電器、かなりコスパ高いんじゃないかと思いますよ!



目下の悩みどころは扱う人間の美的センスの無さってトコですかねぇ・・・



カタログ有難うございました。色んなもの、作ってるんですね。

1年保証も付いてますし、海外製なので故障した時は時間的に不便を感じてしまう所はマイナスかもしれませんが
使用感は随時上げていきますのでGYSが気になる人は紹介できますよ!