ネタがない

忙しいには忙しいのですが
かつてないほど穏やかな3月です。
車検の車なんかアップしても面白く無いでしょうし
いくつか急な仕事でも・・・

NPR85エルフ　4JJ1
エアコンが効いたり効かなかったり、てな症状でお預かり。



すぐに原因がわかりました。



磨耗によるマグネット不良です。



みょーにエンジンが綺麗なんで記録簿見たら
クランクプーリーのリコールによるエンジンassy交換車でした。
いや、ほんとに交換するのね・・・



汎用SSTで交換し始めたんですが



マグネットがプラスで留められており、車上でナメたら・・・ってことで外して交換。



新品のまっさら感、いいねぇ。







ディーラーさんだと問答無用でコンプassy交換を薦められます。
マグネやってエアコンメンテしてもなおassy交換より安いからいいでしょ？
って説得してACS751。
規定量400ｇに対して4割減の現状、ちゃんとメンテすれば焼き付きロックの防止になるんじゃないの？
と本気で思う。
焼きついたらコンデンサ、レシーバーその他もろもろ洗浄や交換を考えたら
メンテでしっかり管理すれば修理費用の節約にもなるんじゃないかな？
特にトラックユーザーさん快適性と費用対効果を実感してほしい。

道具があってこそ

FRD90 フォワード

エアコン効かない、ベルト鳴きがひどい、でお預かり。



エアコンは圧力スイッチ不良とコンデンサモーター不良。





スイッチの測定、各部品のA/C電源の可否はボッシュのテスター
交換にはガスが邪魔なので回収、これもボッシュ。



正規は400ｇ、次の日車検でイスズへ入庫だったのでひとまずここまで。



後日、コンデンサモーター、圧力スイッチ交換したらガスとオイルを注入。
自動でお任せ中に



ベルと鳴きの原因、オルタプーリー



テンショナープーリー共々交換する。



気になった事。
新車から点検、車検はずっとデラさん。
忙しいのはわかりますが、下部マウントのボルトは特別アクセスしにくいわけではないのです。
ましてや、このまま無理に張ったりすれば、距離のかさむトラックはステーが必ず折れます。
ストレス無く調整するならマウントボルトも緩めるのが鉄則。
俺、こんな作業に出くわしたら怒っちゃう。

道具があってこその我々整備士
チェンジニアなんて言われるのはやっぱりヤダ。
色々考えさせられますね。

はしゃぎすぎた

昨日、今日と筋肉痛や風邪引いたみたいな声。
親父には「用事がある」とだけで理由を説明せず早退したんで、ヘロヘロで出社した姿に
何をしてきたんだという疑惑の目をチラチラ感じながら仕事してました。




フォワード
車検でお預かりの際、エアコンが全然効かないから同時にみてくれってご依頼。
写真の通りヌルいです。
単純にガス不足だと勘違いし





ACS751を施工。
ガス多いですね、少なくともここ数年はエアコン触った記憶がないので
電話でお尋ねしたらスタンドで足したと・・以前の自分ならこんな補充もしてたでしょうね。
ただ、規定量に合わせたのに、最初とほぼ変わらない。





機械的な故障かも？と点検してたら左バンパーからステップにかけてぶつけた跡。





コンデンサーブラケットとステップがつながってるのでハデにひん曲げ
ブロアファンの軸が溶けて空回りしてました。
アナログメーター付けながら補充してたら違和感に気付いた部分ですね
ACSにまかせっきりで反省。



原因がわかったらガス回収して、コンデンサassy交換





再度、充填して完了です。
この温度なら文句ないでしょ。



ACSに頑張ってもらってる間に、中古車の原付の嫁ぎ先が見つかったので
手早くちゃちゃっとタイヤ、ベルト、バッテリー、ウエイトローラを交換



腰が痛いからフォークで横着する。超便利



午後、エアコンの効きが悪いから「アレ」やってとご依頼。
徐々にこんなフレーズ増えてます。
作業後の写真、取り忘れましたが正規400ｇに対し300ｇしかありませんでした。
ドライバーさん、「おおｗ、ニヤリ・・」それで充分ですｗ

この日はここで終了しライブへ行ってきました。

暑いときにやるとより効果的

もうじき梅雨明けだと思いますが、一足早く猛暑が襲ってますね。
こちら東京でも35度までは行きませんが、連日気分が悪くなりそうな
暑さが続いてますね。

で、先日ACS751を施工した代車のミニキャブ。



外気温28度、実際はかなり蒸し暑いです。



ん？



4度、ワロタｗ
そのうち霜でも噴出してくるんじゃなかろうか。
これは最高に気持ち良いですよ。



H14年　エルフ
2ヶ月ほど前にガス充填した車両ですが、もう効かなくなったと。
漏れ検査でエバポからと判明したので。



検査用に少しだけ充填したガスを回収。
今まで機材積んだ電装屋さんに都度来てもらってたので
それが無くなっただけでもすごい時間の節約。



感覚的な感想ですが、エバポの耐久性上がった気がする。
昔と比べると明らかに交換頻度減りましたもん。





本日30度越えでしたが、アイドリングのみで9度。
規定量は大事ですよ。



お次は車検でお預かりの　H16年 エルフ
エアコンメンテいかがですか？とお尋ねしたら了承頂きましたので施工。



まず最初に外気温29度　かなり蒸し暑い！



この気温で13度ならまあまあ効いてると感じるでしょう。



規定量600ｇに対して残量360ｇ、4割減ですよ
これもコンプ無理してんだろうなぁ。



施工後10度



おまけにシート補修でエンジンむき出しですよ。
車内、すごく暑くなってますが吹出し10度！

暑い時期だからこそ温度計で表示しながらエアコンメンテの重要性を記事にしてみました。
確実に変わると胸を張って施工できます。
これ買ってよかった～