中さん

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日記(1.20)

2025-01-20 20:52:40 | 日常
2025  1月20日   (月曜日)   ②

相撲ももう9日目
◆初場所が始まって期待をしていた力士が本領を発揮できない。
 横綱を目指す豊昇龍が3敗と琴桜が黒星の連続。
◉他の力士では宇良の離れ業が小気味いい。
びっくり
元大関の貴景勝の解説がうまい、相撲を取っていた人でないと言えない解説。

◉横綱 照ノ富士が引退。ホッとした映像が流れる。人柄も良さそうだ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
コラム

米ロサンゼルスの丘陵地帯に建つ「ハリウッドサイン」
深刻な被害をもたらした山火事で炎上したとするフェイク画像が流された。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 関東大震災の年に誕生した映画の都の象徴が
 未曽有の山火事で炎上したとする画像がSNS上に流れた。
 人工知能(AI)を使ったフェイク画像だ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「まもなく職を失うメタ社のファクトチェッカーたちは陰謀論の炎と戦っている」
  とCNNは伝えた。
「山火事はグローバリストの陰謀」。
 荒唐無稽(むけい)な投稿に「真実だ」と応えたのがイーロン・マスク氏だ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲阪神大震災から30年。
 最も変化したのは情報環境だろう。
 震災当時もインターネットが内外への情報発信に使われたが利用者は限られ、
 ◆デマは口コミで広がった。
  「地震保険未加入の人が火災保険欲しさに壊れた家に放火した」。
   震災数日後から原因不明の火災が続いたことで生まれたウワサという。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「電気復旧後の漏電が原因」
  「地震に伴う火事では火災保険はおりない」。

  適切な情報提供でデマは収まったと、

  震災時に神戸の気象台幹部だった気象予報士の饒村曜(にょうむら・よう)さんが振り返っている
▲SNSは普及初期の東日本大震災の際、
 災害情報発信のツールとして注目を集めた。
 一方で熊本地震や能登半島地震では意図的に発信されたフェイク画像やニセ情報も問題化した
▲日本のラジオ放送の始まりは関東大震災の2年後。
 震災時にデマが広がったことが誕生を後押ししたという。
 正確な情報伝達手段の確保は防災の重要な一部。
 SNS時代にどうそれを実現するか。

 南海トラフ地震を視野におけば、悠長に構えてはいられない。
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コラム
 尾道ゆかりの作家林芙美子は食生活の様子をよく書き記している。
 「キャベツばっかり食べている。ソースをかけて肉なしのキャベツを」。
 自伝的小説「放浪記」にはそんな一節が残る。

▲安いキャベツではなく、肉が食べたい。
 貧乏にあえぐ、若き芙美子の偽らざる嘆きなのだろう。
 そのキャベツの高騰が最近ひどい。
葉物が高くなる年末年始とはいえ1玉500円いや千円近い店もあるというから驚く。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲広島では名物のお好み焼き店が大打撃を受け、
 野菜大盛りの注文を断る動きもあるそうだ。
  天候不順が原因ながら白菜などを含め、
  早く平年並みの値段に戻ってほしい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲昨夏に品薄になった主食のコメも、
 コーヒー豆やチョコレートも高値が続く。
 買い控えの動きが強まっているのに
支出に占める食費の割合を示す「エンゲル係数」が、
 逆に42年ぶりの高水準に上昇
しているのは心配だ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲芙美子は放浪記にこうも書き残している。
 「キャベツを見るとフクフクと湯気の立つ豚カツでもかぶりつきたい」。
 気持ちは分かるが、今の主役は豚カツよりキャベツのような気がする。
 古代ローマ人が万病に効くと重宝した
存在を欠けば、
 豚カツもきっとおいしくいただけまい。
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新潟日報 1月18日の日報抄

 〈雨がつづくと仕事もせずに キャベツばかりをかじってた〉。
 かぐや姫が歌った「赤ちょうちん」の一節だ。
 天気が悪いと、日雇いの外仕事もないのだろうか。
 キャベツは懐具合をさほど気にせずとも食べられたようだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼作詞の喜多條忠(まこと)さんは妻が魚沼市出身だった縁で、
 市をPRする「魚沼特使」を務めた。
 1974年発表のこの曲は安アパートで恋人と暮らした昔を述懐する内容だ。
 キャベツは、二人のつましい暮らしを象徴する存在として登場する
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼そんな庶民の味方が高騰している。
 これまでも値上がりはあったが、農水省の調査によると、
 6~8日の全国平均小売価格は平年の約3・3倍にもなったというから驚いた。
 1キロ当たり534円で、買うのをためらう人も多いだろう
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼新潟市のスーパーを訪れると、税込みで1玉400~500円ほどの値がついていた。
 やっぱり高い。一口サイズにカットして袋詰めで売る店もあった
 少しでも買いやすくしようと工夫しているらしい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼昨年12月の低温や雨の少なさが影響しているというが、
 それにしても…と眉間にしわが寄る。
 ほかの野菜も天候不順のほか、キャベツの代替品として需要が高まるなどして値を上げている。

▼あれもこれもの値上がりの中、なじみの食材の高騰はとりわけ痛い。
 天候が回復すれば価格も落ち着くとの見方もあるようだ。
 春が近づくにつれ、値頃感が出てくるだろうか。
 生でも火を通してもうまい-。あの野菜が早く庶民の味方に戻ってくれますように。
=======================
1月17日の日報抄

 「時代」という言葉を辞書で引くと「区切られた、
 ひとまとまりの長い期間」という説明書きがある。
 あの災禍は、まさしく区切りの起点となった。
 30年前の1月17日に発生した阪神大震災である
~~~~~~~~~~~~~~~
▼今に続く「災害の時代」の始まりだった。
 この30年、日本列島では地震や津波、風水害といった自然災害が頻発している。
 さらには、福島第1原発が暴走したことによる原子力災害にも見舞われた。
 その度に人々の暮らしが破壊され、多くの涙が流された。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼阪神大震災を「災害の時代」の起点たらしめるものとしては
 「関連死」という概念が生まれた点も挙げられる。
 被災ダメージによる「直接死」を免れたとしても、
 避難生活などのストレスに命を削り落とされる。

 そんな人が多いことが浮き彫りになった。
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▼先日の本紙には、関連死が出た災害の一覧表が載っていた。
 2004年の中越地震や07年の中越沖地震、昨年の能登半島地震など、
 24もの災害の名がずらりと列挙されていた。

 それは阪神大震災から30年がたっても、関連死がなくならないことを物語る
▼日本列島は大地震が頻繁に起こる周期のただ中にある。
 「そう考えて備えることが、我々にとって、時代の課題であろう」。
 政府の東日本大震災復興構想会議議長も務めた政治学者で、
 昨年亡くなった五百旗頭(いおきべ)真(まこと)さんが著書「大災害の時代」で述べていた
▼地震を予知することは、なお難しい。発生を防ぐこともできない。
 今この瞬間も私たちは、そんな災害と隣り合って生きている。

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日記(1.20)

2025-01-20 18:09:19 | 日常
2025   1月20日  (月曜日)    晴

16日から"blog.goo.ne.jp"に
全くアクセスできなくなって
本日20日夕方にようやく入れたので書き込みを開始する。
~~~~~~
昨日の日曜日は午後から市の自治連合会の企画で
自治会長向けに”健康講演会”が熊谷総合病院で行われた。

🔵耳鼻咽喉の先生が面白く”耳の事や鼻の事を話す。ストレスの話もあった・

 専門は鼓膜の再生らしい。
🔵もう一方は泌尿器で前立腺がんの事で今急増しているらしい。
 早期発見が大事というのはいつも聴くことではあるが
 意外にあっさり大丈夫と言われているが、聞けば大変なことらしい。
 PSAの数値を年に一度は確かめておいて欲しいと・・・
~~~~~~~~~~~~~
◆明窓・19日のコラム
ガソリン値上げの行方

入れるたびに、じわじわと上がってきたのを実感する。
レギュラーガソリンの平均価格が1リットル180円を超えてきた。
 通勤途中に寄るいつもの格安スタンドは
~~~~~~~~~~~~~~~
先週、割引を駆使して辛うじて170円台だった。それも時間の問題だろう。
 値上がりは高値を抑える政府の補助が段階的に縮小されているため。
 補助金は16日からもう一段減らされた。
 巨額の財政支出をいつまでも続けることは難しいと分かってはいても、
 車が欠かせない地方の生活にはやはりつらいものがある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
 消費者の負担軽減から言えば、ガソリン税の引き下げに期待したいところだが、
 どうなることか。
 自民、公明、国民民主の3党が、
 通常税率に上乗せされている暫定税率の廃止で合意したはいいものの
 具体的な実施方法や時期については先送りされた。
 国と地方の税収減が絡み、協議はこの先すんなりとはいきそうにない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 そうこうするうちにガソリン価格は下がってくるのか、
 それとも上昇を続けるのか。
 原油相場の先行きをより見えにくくしているのが、
 トランプ次期米大統領の登板だろう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エネルギー政策に石油や天然ガスの増産を掲げる。
スローガンは「ドリル・ベイビー・ドリル(掘って掘って、掘りまくれ)」と、
 脱炭素などお構いなし
 返り咲きとあって本人は気合満タンだろう。
 就任前からエンジンをふかし何かと騒がしい。

 ◆世界を混乱に陥れる暴走は勘弁願いたい。

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もう一つコラム
断層を見て
天風録 中国新聞

 地面のずれが200メートル近く延びている。
 約50センチの段差ができ、横ずれも大きい。
 めちゃくちゃになった道路や側溝を含め保存してある。
 兵庫県淡路島北部に残る野島断層

30年前、阪神大震災を引き起こした活断層の一つだ!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
10キロにわたり地表に現れた断層の一部。
 活断層のすさまじいエネルギーがあの日、淡路島や阪神地方の都市を揺さぶった。
 多くの建物が倒壊し、火災も広がり、犠牲者は6400人を超す。
 衝撃の光景は忘れられない。
~~~~~~~~~
▲野島断層保存館がある北淡震災記念公園を先週末、訪れた。
 断層の上に立つ民家も保存され、震災直後の混乱ぶりを伝える。
 被害の甚大さを捉えた写真、地震に備えを促すパネルも。
 しかし来館者の姿はわずかだった。30年の節目を迎えるというのに
~~~~~~~~~~~~~~~
▲地震災害に対する危機感が薄まったわけではないだろう。
 この30年間にも大地震が相次ぎ、甚大な被害をもたらした。
 1年前、活断層による能登半島地震が起きたばかりだ。
 南海トラフ地震にも備えておく必要がある。

▲保存館の一隅に、たくさんの千羽鶴がかけてあった。
 見学に来た子どもたちが折ったもの。
 震災の記憶に「断層」があってはならない。
 阪神大震災に学び直す時だ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★この地震から約1年後であったが仕事もあって
 大阪本社経由で・垂水・塩屋 淡路島に立ち寄ったが
 更地がまだ目立っていたなあ~



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日記(1.15)

2025-01-15 17:20:51 | 日常
2025 1月15日  (水曜日)     晴  午後風が出る。

今日もこのブログ提供の通信網のサーバーがD・DOS攻撃を受けて
一時アクセスできない状況が起こった。自分のコンピュータは乗っ取られてはいないはずだが・・
多分愉快犯がやっている様子。

私の単純な理解は、例えばお店のレジに自分以外の多くの人々「買い物はしてない」が並んで
レジがマヒ状態になる様な状況だと思っている。
🔵午前中に少し庭のかたずけをしたが気も載らず、少しでやめた。枯れ葉がいっぱい。
🔵夕方4時から防犯パトロール、風が冷たい事。
==============================
童門冬二さん

の訃報の記事が・・・
中國新聞   コラム 天風録にあった。
🔵 武将や明治維新の志士の生き方から、処世訓を学び取る。
 独り、企業の経営者や管理職だけの楽しみではあるまい。
 憲法の番人である最高裁の裁判官にも、
 愛読書に歴史小説を挙げる人は珍しくない

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲地方の自治体や議会の面々に、
 人物評伝の妙味をかんで含めた作家が
 童門冬二
(どうもん・ふゆじ)さんだろう。
 傘の骨みたいな放射状の署名で連帯責任を負う「傘連判状」

それに倣い、地侍の広域連合をつくった毛利元就の領国経営を「カラカサ連合」と褒めた。
「自治を重んじた戦国大名」だと
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲領内の信頼を失わず、財政再建をやり遂げる
 米沢藩主を描いた代表作
 「小説上杉鷹山(ようざん)」は、

 バブル後の不況下に読まれた。
~~~~~~~~~~~

今この時代に必要なリーダー!
上杉鷹山! 国難をすぐれた知恵と人を活かす改革で乗り越えた鷹山のリーダーシップのすべて。
時代を超えて読み継がれるロングセラー小説。
~~~
灰の国はいかにして甦ったか!
九州高鍋の小藩から養子に入り、十七歳で名門上杉家の藩主の座についた治憲は
  ◆自滅か藩政返上かの瀬戸際にある米沢十五万石を再建すべく、
  🔵冷メシ派を登用し改革に乗り出す。

  藩主や藩のために領民がいるのではないとの考えのもとに
  人びとの心に希望の火種をうえつけてゆく………。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 一人も藩士の首を切らぬ人間鷹山に打たれたのを思い出す。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲童門さんの訃報に接した。96歳。

 専業作家になるまで東京都庁の幹部だった。
 福祉重視の革新都政を支え、時の政権との確執が絶えなかった。
 自治の現場で身に染みたものは、歴史を読み解く礎となったのではないか
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1年前に息を引き取っていた。
 本人の意向で一周忌まで公表を見合わせたらしい。
 〈棺を蓋(おお)いて事(こと)定まる〉との成句もある。
 今ごろ、どこかで自らへの評価に耳を澄ましているかもしれない。

============================
上杉鷹山  米沢藩主
 1961年、43歳で第35代米国大統領になったジョン・F・ケネディの就任の時
 日本の新聞記者が「日本で最も尊敬する政治家はだれですか」と質問しました。
 これに対し、ケネディは「上杉鷹山(うえすぎようざん)です」と答えました。
 前大統領アイゼンハワー時代から始まった不況を打開するために、
 150年前の江戸時代、すでに倒産状態にあった
 極貧の米沢藩を立て直した鷹山を学んでいたのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★2013年11月、駐日米国大使に就任した長女キャロライン・ケネディは、
 「父ジョン・F・ケネディ元大統領が、江戸時代の米沢藩の名君とされる上杉鷹山を尊敬し、
 就任演説に代表される考え方に影響を与えた」と述べました。
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日記(1.14)

2025-01-14 15:11:58 | 日常
2025    1月14日  (火曜日)    晴     ②

ウエッジ ON・LINEの雑誌「の
一部に書かれていた。
そのHP画面をスクリーンショット

この雑誌は新幹線で大阪出張に行くたびに車内で読んだ覚えがある。
当時は背もたれのポケットに入っていたなあ~。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
世界は今、移民・難民問題で大きく揺れ動いている。
 事実、2024年11月の米大統領選挙では、不法移民対策が大きな争点となった。
 彼らは命がけで故郷を離れ、
 今この瞬間も、米国や欧州大陸を目指し、移動を続けている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◉その光景は、戦前・戦後に日本人が「出稼ぎ移民」として、
 ブラジルやパラグアイを目指した姿とも重なる。
 翻って、現代日本。かつての状況と異なるものの、
 今、静かに日本人の海外流出が続き、
 23年の永住者は調査開始以降、
   最多の約57万5000人に達した。

★そんなに海外へ流出が。全く知らなあったなあ~!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
豊かで暮らしやすいと思われている日本から、
 なぜ日本人は〝脱出〟していくのか。
 彼らの動きが物語ること、そして、
 これからの日本社会に必要なことを考えたい。・・・
===============================
<静かに進む日本の人材流出>
 海外移住を決断させる4つの志向性、
 日本経済のために見つめ直すべきこと
 大石奈々( メルボルン大学 アジア研究所 准教授)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本人にも外国人にも
魅力ある国づくりが必須
 日本はれっきとした先進国であり、
 現在でも世界第4位の経済大国である。

 生活の質や経済、文化などの指標にもとづいて
 米国の大手メディアが発表した「世界のベスト国」ランキングによると、
 日本は87カ国中、第6位である。
 世界的に見て、まだまだ住みやすい国であると
  同時にポテンシャルのある国でもある。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 だからこそ、日本人が日本社会の将来を否定的・悲観的に捉え、
 海外移住をかえって促進させてしまうことは避けるべきだろう。

◆ 私たちは、海外移住している日本人を「ごく限られた一部の人の動き」だとして静観するのではなく、
 その要因となっている課題について真剣に向き合い、改善していく必要がある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 現状維持では、将来の日本にとって必要不可欠な〝人材流出〟は防げなくなるのではないか。
 それは長期的に、日本の経済成長や技術の発展、さらなる少子化の進展など、
 多方面に影響が及ぶことになる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 また、米国のギャラップ社の調査で、
 日本は「潜在的な高度人材の純流出国」と位置づけられている。
 潜在的な可能性とはいえ、
 🔵日本から海外への永住を希望する日本人大卒者数が、
  日本への永住を希望する外国人大卒者数を上回っているのである。


 ◆今後も日本人の流出が続くことが予想される一方で、
  海外の人からも日本は選択肢として入らなくなりつつある点は留意すべきだろう。

 ◆海外移住者の帰国を促進する政策も必要である。帰国者が増えることは〝人材循環〟
  にもつながり、日本社会にとって多様性や活力、
  イノベーションなど様々なメリットをもたらすからだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ◆中国では技術者や研究者が海外に永住する「頭脳流出」を防ぐため、
  優秀な人に対して、奨励補助金の授与など、様々なインセンティブを与え帰国を
  促進する政策をとっている。
~~~~~~~~~~~~~~~
 日本も、例えばAIやバイオなど、技術革新につながるスキルを持っている人に対して、
 日本国内で活躍してもらうためのインセンティブや複数国籍を認めることで、
 海外移住者の帰国を促進することを検討すべきだろう。
 海外移住者にとって日本が「いつでも帰りたいと思える国」にしていくことが求められる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 日本社会の中に存在するプッシュ要因を取り除く努力をしていくことは、
 日本人のみならず、外国人にとっても魅力的に映るはずだ。

 現在、地方創生の一環として、地域に様々な形で関心を寄せる「関係人口」を増やす
 取り組みが注目されている。同様に、日本に愛着を持ち、何らかの形で
 日本と関わっていきたいと感じる外国人の「関係人口」を増やすことは、
 日本の将来にとって大きなサポートとなるはずだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 私は近年、
日本の地方における外国人の起業について研究しているが、
 彼らは雇用創出で地方を活性化させるなど、
 地域のために日本にコミットしていて、日本に貢献して海外との交流の懸け橋ともなっている。
 何らかの形で日本と関係を持ち、
 コミットしていけるような外国人を増やしていくことも大切である。

 ◆私たちは日本という国を、日本人にとっても外国人にとっても、
 より生きやすく、より住み続けたいと思える努力をしていかなければならない。
 日本にはまだ、それを実現する力が十分に残っている。
==========================
なんでこの国から海外へ
急激な円安になった2022年以降、新聞・テレビ・雑誌・ウェブメディアではこぞって
 「日本人の海外出稼ぎ」が報じられるようになった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ◉米国ですし職人になり年収8000万円稼ぐ人、
 ◉豪州の農場労働者として月収50万円を稼ぐ若者たち――。
 そんな報道から、海外で働く日本人への注目がにわかに高まった。
 昨今、「日本人の若者は内向きだ」という言説が社会に蔓延しているが、
 必ずしもそうとは言えない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 外務省の「海外在留邦人数調査統計」によれば、
 23年時点で海外に在住している日本国籍者の数は約129万4000人。
 20年以降、コロナ禍などの影響で長期滞在者は減少する一方、
 永住者は増え続け、23年には約57万5000人となり、調査開始以降、最多を記録している。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 留学などに関しても同様である。確かに、海外への長期留学者数は減少しており、
 これが「内向き」の根拠として使われている。
 背景には、日本人の平均世帯収入が低下した一方、
 海外の大学の授業料や生活費が大きく高騰し、
 一般家庭では手が届かなくなったことなどが挙げられる

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 だが、コロナ禍を除き短期の海外留学・研修プログラムに参加する学生たちの数は
 全体的に増加傾向であり、ワーキングホリデー・ビザで海外に渡航する若者たちも増え、
 大学時代にできなかった留学をそれによって代替する動きもある。
~~~~~~~~~~~~~~~~
 移住研究を専門にしている私は、これまでに各国の日本人移住者、
 帰国者などにインタビューを行い、海外移住の主な動機などを調査してきた。

 特筆すべきは、巷間言われるような「高い給与」を
 第一の理由とした日本人はほとんどいないことである。
 海外移住の動機は多種多様だ。移住とは複合的なプロセスであり、
 社会的・政治的・環境的な要因からなる大きな決断なのである。

 ただし、海外移住には様々なリスクもある。
 このことを念頭に、ここでは、海外移住の「光」と「影」を挙げ、
 日本人の海外移住という現象を通じて、

★海外移住は相当の覚悟が必要だ! 成功例ばかりを見て移住するのは危険だと思う。
それにしても・・・・”海外に在住している日本国籍者の数は約129万4000人” 凄い!
===============================
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日記(1.14)

2025-01-14 09:32:40 | 日常
2025    1月14日   (火曜日)     晴
天気図は

風は出ない様子だ!

今日は満月だ。今朝の西に沈む月を撮ってみたが遠い。
夜も撮ってみよう。
===============
◆新潟日報のコラム 日報抄 に”雁木”ガンギの事が
 冬本番を迎えて雨や雪の日が続き、気の重い朝が多くなった。
 出勤時は駅やバス停までの道のりを修行のように感じる人は多いだろう。
 特に積雪が多い地は苦労する。

写真をWEB上からお借りした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
メモ
雁木は、主に冬季の通路を確保するために家屋の一部や庇(ひさし)などを
 道路側に延長したもので、豪雪地の生活の知恵といえます。
 高田地区に現存する雁木の総延長は、日本一となっています。
~~~~~~~~~~~~~~~
 雁木通りがある本町6丁目や大町5丁目周辺には、
 町家を活用した町家交流館高田小町や旧今井染物屋、
 瞽女ミュージアム高田等の施設や日本最古級の映画館高田世界館がありますので、
 雁木通り散策に合わせてお立ち寄りください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆出向で小千谷市に少しの期間過ごしたが慣れない雪には閉口した。
 町の通りには雁木があっても大雪には吹き込んで歩くのも大変であった。
 それにもまして消雪パイプから出る水の飛び散りも避けるのが大変な事である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
豪雪で知られる上越市で暮らすわが身としても空模様が気になる。
 メタボ予備軍を卒業しようと、マイカーを手放した今冬は一層だ。
 住まいから高田駅まで約2キロ。戦々恐々と冬を迎えたが、
 想像したほどの苦労ではない。
 総延長約13キロで日本一の長さを誇る、高田の雁木(がんぎ)のおかげだ。
 駅までの3分の2くらいは雁木の下を歩いて行ける。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
雁木は私有地の一部を提供し、建物から張り出した庇(ひさし)だ。
 1軒だけが設けても、さほどの効果はない。通りに面した各家がそろって取り組むからこそ、
 積雪時の往来を確保できる

▼上越市は雁木の修繕や新築に補助金を出しているが、
 原則は個人が建築費も維持費も負担している。
 見知らぬ人の敷地と軒先を歩かせてもらっているのに「ちょっと失礼」と断る必要もない。
 雪国の知恵と助け合いがありがたい

▼災害への備えとして「共助」の大切さが指摘される。
 いざという時に備えて、隣近所とも手を携えることが命を守ることにつながるという考え方だ。
 目新しいものではない。
 雪国では雁木のように古くから育まれている
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼今、高田の雁木通りは空き家や空き店舗が目立つ。
 雁木を使わせてもらっている立場としては残念だ。
 雪国の助け合いを支えたい…と勝手な理屈を持ち出して、
 通りの赤ちょうちんで晩酌を楽しんでいるのだが。・・
◆気持が良くわかる記事だ!
=================================
また、  毎日新聞  余録には
長いものには巻かれろ

◉トランプ次期米政権の発足を目前に、
  メタのマーク・ザッカーバーグ氏はフェイスブックなど
  傘下のネット交流サービスにおける第三者機関と協力した
  ファクトチェックの廃止を表明した。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 長いものには巻かれろ――。
 「強大な権力を持つ人には逆らわず、従っておいた方が良い」
 との格言である
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
象の長い鼻に巻かれた猟師が抵抗せず、
 そのままの体勢で、襲いかかってきた
 獅子を弓矢で退治した中国の古い物語に由来するという。


 難を逃れた象が連れて行った先は象の墓場。
 猟師が象牙を持ち帰り、市場で売って大もうけしたとの逸話が、
 処世術を示す言い回しに転化したようだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲米経済界では今、
 強大な権力を誇示する次期大統領に「巻かれろ」との空気が広がる。
 与党・共和党が上下両院の多数を占め、
 自らに忠誠を誓う人物で閣僚を固めたトランプ氏の大統領就任を目前に、
 IT業界もウォール街もすり寄る姿勢を鮮明にしている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲メタはフェイスブックなど傘下のネット交流サービス(SNS)を巡り、
 第三者機関と協力して虚偽情報を特定するファクトチェック機能を廃止すると発表した。
「不当な検閲」と批判するトランプ氏に迎合したのは明らかだ。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ウォール街では脱炭素の国際的な枠組みから脱退する動きが相次ぐ。
 年明けにJPモルガン・チェースが離脱を表明し、
 大手の加盟はゼロとなった。

 化石燃料の採掘促進を唱えるトランプ氏への配慮だろう
▲だが、メタも金融界も「長いもの」を取り違えてはいないか。
 トランプ氏におもねるばかりに、
 ◉SNSの健全性を損なったり、
 ◉脱炭素の取り組みにブレーキをかけたりすれば
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ビジネスに最も影響力を持つ顧客から見放される。
 経営者はよくよく考えるべきだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
”虚偽情報を特定するファクトチェック機能”とは

 「ファクトチェック」と「フェイクニュース検証」を混同していませんか-。
 インターネットや会員制交流サイト(SNS)が普及した現在、
  事実の確認やデマの拡散防止として、選挙のたびにこうした言葉が話題となってきた。
  参院選でも注目されるが、有 識者からは、ファクトチェックは国内ではまだ始まったばかりで、
  論点整理が必要との指摘も上がる。

===============================ー
トランプという大統領は自国のロスの山火災においても
知事を攻めるような発言が続く・・・
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