4月25日 (水曜日) 雨・・・・>晴れ 暑くなった。
[産経抄】4月24日にあった。
作家の故米原万里さんは少女時代、
東欧チェコスロバキアの国際色豊かなソビエト学校に通っていた。
林間学校で、子供たちがそれぞれ自国のおとぎ話を披露することになった。
▼働き者の婆さんが、川に洗濯に行っておむすびを食べようとすると、
コロコロ転がって穴の中に入ってしまう…。
「おむすびコロリン」の話をしているうち、おむすびが食べたくてたまらなくなる。
とうとうその夜は、一睡もできなかった。」
『おむすびコロリン』の災難」というエッセーに書いている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▼タイムマシンがあれば、パックご飯を電子レンジとともに届けてあげたかった。
昨年の国内生産量は約19万トンに達し、
2年連続で過去最高を更新した。
手間いらずで、少量ずつ食べられると、
単身世帯や高齢者の間で人気が高まっている。
かつては非常用のイメージが強かったが、
最近はブランド米を使った高級品も目立つ。
▼その一方で、高級炊飯器の開発も進んでいる。
舌の肥えた中国人観光客の「爆買い」の対象にもなってきた。
ご飯の究極の味をめぐる競争は、激しくなるばかりである。
▼コメが日本に伝来したのは、二千数百年前といわれる。
もっとも、誰もが白米のおにぎりを食べられるようになったのは、
昭和30年代の高度経済成長以降である。
日本人は「米食民族」というより、
「米食悲願民族」だった。
農学者、渡部忠世さんが指摘していた。
▼娘の頼みを聞いて、母親は2週間後の参観日に、
おむすびを持ってきてくれた。
米原さんは、「米なしに生きていけない自分は、どうしようもなく日本人なのだ」
と自覚したという。
ますます手軽に、よりおいしいご飯が食べられるようになった今、
かえって「日本人の自覚」を持ちにくくなっている。
====================
米原万里の本は何冊か読んだが
才能あふれる人だったのだなあ~!
~~~~~~~~~~~
米「コメ」に関しては現役当時顧問のN先生が講演会で言っていたことを
思い出す。
コメは水と火があればどこでも自由に炊いて食べられる
こんな食材はない!凄い食料なんだと。
又単位当たりの収穫カロリーもすごいものだと。
肉は広い土地に放牧が必要なんだと・・・
米と肉の収穫過程をしっかり考える様に教えてくれた。
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[産経抄】4月24日にあった。
作家の故米原万里さんは少女時代、
東欧チェコスロバキアの国際色豊かなソビエト学校に通っていた。
林間学校で、子供たちがそれぞれ自国のおとぎ話を披露することになった。
▼働き者の婆さんが、川に洗濯に行っておむすびを食べようとすると、
コロコロ転がって穴の中に入ってしまう…。
「おむすびコロリン」の話をしているうち、おむすびが食べたくてたまらなくなる。
とうとうその夜は、一睡もできなかった。」
『おむすびコロリン』の災難」というエッセーに書いている。
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▼タイムマシンがあれば、パックご飯を電子レンジとともに届けてあげたかった。
昨年の国内生産量は約19万トンに達し、
2年連続で過去最高を更新した。
手間いらずで、少量ずつ食べられると、
単身世帯や高齢者の間で人気が高まっている。
かつては非常用のイメージが強かったが、
最近はブランド米を使った高級品も目立つ。
▼その一方で、高級炊飯器の開発も進んでいる。
舌の肥えた中国人観光客の「爆買い」の対象にもなってきた。
ご飯の究極の味をめぐる競争は、激しくなるばかりである。
▼コメが日本に伝来したのは、二千数百年前といわれる。
もっとも、誰もが白米のおにぎりを食べられるようになったのは、
昭和30年代の高度経済成長以降である。
日本人は「米食民族」というより、
「米食悲願民族」だった。
農学者、渡部忠世さんが指摘していた。
▼娘の頼みを聞いて、母親は2週間後の参観日に、
おむすびを持ってきてくれた。
米原さんは、「米なしに生きていけない自分は、どうしようもなく日本人なのだ」
と自覚したという。
ますます手軽に、よりおいしいご飯が食べられるようになった今、
かえって「日本人の自覚」を持ちにくくなっている。
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米原万里の本は何冊か読んだが
才能あふれる人だったのだなあ~!
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米「コメ」に関しては現役当時顧問のN先生が講演会で言っていたことを
思い出す。
コメは水と火があればどこでも自由に炊いて食べられる
こんな食材はない!凄い食料なんだと。
又単位当たりの収穫カロリーもすごいものだと。
肉は広い土地に放牧が必要なんだと・・・
米と肉の収穫過程をしっかり考える様に教えてくれた。
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