天川堤のさくらのトンネルは、例年より遅くやっと散り初める(ちりそめる)風情です。いつもは3月末には咲き始めて4月10日ごろには、葉桜となるんですが、4月の気温が低かったのでしょうか。
満開の花びらが、出始めた新葉に急かされるように、はらはらと舞っています。
大好きな武将「蒲生氏郷(がもううじさと)1556~1595」は、辞世の句がさくらです。本当に疑り深い「秀吉」によって、39歳で自害します。秀吉は、やがて天下に号令するのは、氏郷だと感じていました。「限りあれば 吹かねど花は 散るものを 心みじかき 春の山かぜ」(山桜は(自分をさくらに准えている)、風が吹かなくとも時期がくれば散りますよ、それなのに短気ですね春の山かぜは(山かぜは、秀吉のことです)無理に散らすんですから)。
秀吉の疑り深い性格は、よく天下を取ったものと驚きます。甥の近江を治めていた「豊臣秀次(ひでつぐ)」は、地元(水郷)では、今でも善政を行った殿様と言われていますが、謀反の疑いがあると、高野山に追放します。それでも、恐ろしくなって、切腹を命じました。その上、秀次の妻や子供までをも殺害を命じます。氏郷は、天下を取るまでは、大変な功績がありますが、その頭脳に恐れを感じてしまいます。そして、切腹を命じます。秀吉のファンがいる(大河ドラマにも)のが不思議な気もします。黒田官兵衛は、西国攻めのために、秀吉になんの躊躇もなく、姫路城を差し出しますが、結局福岡に本拠を置いたことが、疑り深い秀吉からも、お家断絶の好きな家康からも咎められることもなく、「黒田武士」をまっとうしました。
氏郷が言っているように、本当にそよかぜでも、はらはらと舞い散ります。風や雨が一度に散らしてしまうことは、もったいないことです。静かな環境で舞い踊って散って欲しいものです。
満開の花びらが、出始めた新葉に急かされるように、はらはらと舞っています。
大好きな武将「蒲生氏郷(がもううじさと)1556~1595」は、辞世の句がさくらです。本当に疑り深い「秀吉」によって、39歳で自害します。秀吉は、やがて天下に号令するのは、氏郷だと感じていました。「限りあれば 吹かねど花は 散るものを 心みじかき 春の山かぜ」(山桜は(自分をさくらに准えている)、風が吹かなくとも時期がくれば散りますよ、それなのに短気ですね春の山かぜは(山かぜは、秀吉のことです)無理に散らすんですから)。
秀吉の疑り深い性格は、よく天下を取ったものと驚きます。甥の近江を治めていた「豊臣秀次(ひでつぐ)」は、地元(水郷)では、今でも善政を行った殿様と言われていますが、謀反の疑いがあると、高野山に追放します。それでも、恐ろしくなって、切腹を命じました。その上、秀次の妻や子供までをも殺害を命じます。氏郷は、天下を取るまでは、大変な功績がありますが、その頭脳に恐れを感じてしまいます。そして、切腹を命じます。秀吉のファンがいる(大河ドラマにも)のが不思議な気もします。黒田官兵衛は、西国攻めのために、秀吉になんの躊躇もなく、姫路城を差し出しますが、結局福岡に本拠を置いたことが、疑り深い秀吉からも、お家断絶の好きな家康からも咎められることもなく、「黒田武士」をまっとうしました。
氏郷が言っているように、本当にそよかぜでも、はらはらと舞い散ります。風や雨が一度に散らしてしまうことは、もったいないことです。静かな環境で舞い踊って散って欲しいものです。