光&じゅーです!
皆さんにお正月のご挨拶もせず、松の内だってあっという間に終わっちゃいました!
エリーユキ家に続いて(そしてナナ家とシンクロして?)、我が家も、ぱぱとままがそろって、コロナのやつにやられてバタンキューだったからね・・・。元旦早々にだよ!こんなのばっかり流行に乗らなくていいのにねぇ・・・。
三が日ずっととってもいいお天気だったのに、有田のドッグランにすら行けなかったけどね、ぱぱもままも重症にはならなかっただけでも、よかったなあ!
ぱぱに続いてままもやっと療養解除になったので、神戸おーとくちゅーる晴れ着を着せてもらって、真っ先に行ったのがここです!
さあて、ここはどこでしょう。。。
ひろーいグラウンド??お庭??芝生が今は枯れてるけどね、夏場には、一面鮮やかな緑になるそうです。
向こうに見える建物は何だと思いますか?
実はね、ここ、ぐらんまが今いるホームなんだよ。「特養」っていう種類のホームなんだって。矢印のあたりが、ぐらんまのお部屋ね。去年の12月に引っ越したばっかりなんだ。
びっくりするくらい広い敷地に、ゆったりと建物が建っています。とってもいい環境だよ!
詳しくは、、、ままがお話しするので、聞いてやってくださいね。
母は、一昨年の9月にグループホームに入所したばかりだったのですが、それから1年ちょっとの間に、認知症がどんどん進行し、筋力の低下も甚だしく、あっという間に車椅子でオムツの人になってしまいました(介護区分も、入所時要介護2だったのが、3飛び越えて4に)。
それでも、職員さんたちには本当によくしてくださっていて、本人もせっかく慣れて、私も職員さんたちと親しくなり家族のように思えるようになっていて、このままずっと母の最期までお世話になりたいと願っていたのですが・・・特養への転所を決断せざるを得なかったのは、以下の二点の問題が大きかったからでした。
<入浴> GHのお風呂は一般家庭と同じ感じです。母はもう立位を保てないため、足をあげてまたいでバスタブに入ることができないですから、椅子に座らせてのシャワーのみになっていました。夏場はそれでもよかったけど、「冬場は体が冷えるし可哀想かなと思います。特養だったら、ストレッチャーに寝たまま入浴できる設備とかがありますけどね。」と、職員さんが心配してくださっていました。
<食事> 母はもともと入れ歯もなく自分の歯でしっかり噛めていたのですが・・・だんだん歯がぐらついてきて、秋に2本抜歯したら、これがきっかけとなって、殆ど噛めなくなり、食事は全部小さく刻んでもらうようになっていました。刻み食のうちはまだいいのですが、これがミキサー食(ペースト食)、さらに流動食の段階となると、こちらのGHでは対応が難しいとのことでした。
こちらでは、家族の希望にできるだけ応じてくれますので(看取りまでやっていますし)、どうしても置いてほしいといえば、可能ではありましたが、、、無理をいっても果たして母本人のためになるのかどうか。。。身体状況を全体的にみても、寝たきりになるのも、遠くなさそうですし、近隣の特養の空きを調べて申し込みをしておいたほうがいいのだろうか、、、と考えあぐねていました。
そうしたら、12月に入ってGHの施設長さんから、このGHの系列の特養が一部屋空いたので、すぐにでも入れるが、選択肢の一つとして、どうでしょうというお話がありました。そこは、うちからはちょっと遠くて、しかも、ちょっと辺鄙なところにあるので、道が細くて運転しにくく、私はそこは全く考えていなかったのです(私の運転でもさっと行き易いところを、いくつか考えていました)。しかし、施設長さんの説明によれば、その特養は、GHと同じくユニット型なので、個室だし、部屋も広くて外は芝生や庭園もあり、環境がはるかによいと。週1で寄託医が往診に来るし、ストレッチャーに寝たまま入浴できる機械浴の設備もあって、いろんな面でGHより安心だとは思います、、、とのことで、心がかなり動きました。
さっそく、見学に行ってみたところ、想像していた以上に良くて、私自身が大変気に入ってしまい(私だっていずれ入れてもらいたいな、というくらい)、即決で入所の申し込みをしたのでした。
場所は、確かに辺鄙ですが、田舎であるメリットをいかして、広大な敷地に、昔からある4人部屋の従来型特養と、1 5年前に開設した個室のユニット型特養が棟続きとなって、ゆったりと建っています。ユニット型の各部屋とリビングはいずれも芝生に面しており、その芝生の隅には、観音様やお地蔵様が並ぶ庭園があり、四季のお花見などここでやっているそうです。今回空いた部屋の大きな窓から外を見ると、芝生の向こうに、ちょうど観音様が見える位置でして、とっても癒されます。機械浴の部屋も見せていただき、すごい設備だなあとびっくり。そして何より、同系列の会社なので(特養が「親会社」で、傘下にGHをいくつか持っている)、情報も共有されており、親戚の家を訪問したみたいな温かい歓迎が、安心感を高めてくれました。
母本人はわけがわからないままでしたが、バタバタと引っ越しを済ませました。
初日こそ、ここはどこだろう?という目できょとんとしていましたが、不安な顔ではありませんでした。職員さんたちの優しい笑顔につられて?自分も笑顔になっているような感じですね。
面会は、1月いっぱい制限なので、「窓越し面会」といいまして、窓ガラス越しに顔を見せてもらえるのみですが、ちょっとだけ窓を開けてもらって職員さんと話すことはできるので、その時に、母の方をむいて、お母さ~~ん!と声をかけると反応します。
(Zoomも可能と言われましたが、、、窓の外でも実際に私とぱぱが顔を見せるほうが、今の母の脳にはいいかもしれないと思い、窓越しのほうをお願いしたのです。)
有難いことに、芝生は、わんこ散歩OKということですし、光くんとじゅーくんも連れていって、窓の外から手を振らせています。
GH入所当時を振り返ると、、、、当初、母は、挨拶程度の言葉は話せたし、感情の表現もはっきりしていました。私が面会に来ると顔をぱっと輝かせて喜んでいたし、Zoomで光くんたちを見せると、ニコニコして手を振って返していたのですが・・・だんだんと感情も乏しくなり、言葉がまったく話せなくなるのも早かったです。
今ではもう、私が顔を見せても、なんだかとろんとしていて、微かに笑うことは笑うのですが、嬉しいのかどうでもいいのか、よくわからない感じです。光くんたちを見せても以前ほどは関心がないようです。
職員さんに、「私のことは分かっているんでしょうかね?」と聞いてみましたら、もちろん!という感じで「わかっておられると思いますよ!毎回のお手紙を何度も読み返しておられますし。」と。
手紙というのは、、、まあ、文章を読んでも殆ど理解はできないと思うのですが、、「お母さん、皆さんと仲良く過ごしていることと思います。寝たままお風呂に入れて、気持ちいいでしょう!私たちも元気だよ、、」といったくらいの便箋1枚程度の簡単なメモを、窓越し面会のたびに渡しているのです。
友人たちからも励ましてもらったのですが、母は、感情の表出が、だんだん難しくなっているかもしれないけれども、心の中では、ちゃんと感じているはずだから、心と心のコミュニケーションを頑張ろうと思います。なんらかの形で、常に母を想っている娘がいるというメッセージを送り続けようと!
窓越し面会の後、光くんとじゅーくんを芝生で散歩させます。辺鄙なところと言いましたが、おまけにかなり高い丘の上にあるので、芝生の端からは海もよく見え、展望抜群です。ロケーションに関しては、まるでリゾートホテルのよう。
<以下の写真は、年末に撮ったものですが、雰囲気をわかっていただけるでしょう。>
1か月たちましたが、相変わらずぱぱに運転してもらって行っていまして、私は相当練習しないと、一人で運転して行けそうにありません。時間的には片道30分くらいですが、とにかく、道が狭くて対向車と離合が難しくて・・・びびりまくり。(皆さん、カツを入れてやって!>光&じゅー)
しかしそれでも、この特養を母の終の棲家にしてあげることができて、本当によかったと思っています。
母のアルツハイマーは、日々、坂を転げ落ちるように進んでいますが、、、いろんな方々の支えで、こうして素晴らしい環境で手厚い介護を受けられ、母は幸せです。
ぐらんまー!ぼくたちのことも、忘れてないもんね!ぼくたちも、必ず会いに行くからね!
いつまでも元気で、穏やかに暮らしてね!
大変でしたね お疲れ様でした
でも 特養に すんなりと入れたなんて
ぐらんまは 強運をお持ちだと思います
そして ままさんに 叱咤激励愛のムチ
波佐見から 海の見えるあの景色に行くのに
どの山 越えるんだろか・・と 思いつつ
運転 ガンバレー
光くん じゅーくん
神戸オートクチュール とっても良く お似合いです
色合いも柄も 素晴らしい
笑顔も 可愛いよっっ
まさかの元旦コロナでしたが、、でもね、特に予定もなかったから、ゆー--っくり寝て休養できましたよ。これがもしも、ぐらんまの引っ越しの頃感染してたらと思うと、ぞっとします。引っ越しのころは、天気はいいし、体調も絶好調だったのよ。
ぐらんま、強運ばーちゃんだ!ほんとですね~~ うまい具合に、個室が一部屋空いたんだもんねー-4人部屋のほうじゃなくてねー-
じつは、、ハウステンボスの横の道を抜けて、奥へ奥へと田舎道をしばらく走って高いところにあります。私はハウステンボスまですら、運転したことがないのにね。。。その先なんて、ううう。
神戸おーとくちゅーる晴れ着!すてきでしょ!!初詣には行けなかったけど、、、ぱぱとままが厄払いに??神社に行こうと言ってるんで、、またこれを着てお付き合いしてあげるよ!!>光&じゅー
心穏やかに過ごすための環境は大事です。
よいところが見つかってよかったですね。
もぉ~し、2台目の車がありなら、
4駆の軽を中古で購入したら?
パパの車3ナンバーでしょ?
慣れないと怖いというのは分かります。
でもぉ、面会に行くだけなんだから、
ぱぱに甘えていいんじゃないかな。
家族総出の面会でいいと思うけど。
GHは、住宅街というか商店街にあったので、居室も、車椅子を動かすのにギリギリくらいの広さで、ゆったりした感じではなかったのでね、、今度の特養は、、、ゆったり感マックス、私好みの、さんさん明るい開放感で・・GH生活に欠けていた要素を補ってあまりあるというか。
確かに、、、ぱぱが、必ず自分が一緒に行くから、運転のことは心配しなくていいから、ここに決めれば、と言ってくれたので、申し込み書を書く気になったのでした。
でもね、、、ぱぱがゴルフとかでいないときとか、、、腰痛やらなんやら体調悪いときにとか、、私一人でもさっと行けるようにしておきたいんだよね。
GHは、運転しやすいところで、、面会以外にも、衣類を持っていったりとかちょこちょこ行ってました。
私のミライース一昨年買ったばかりだしねー二台目はまだ当分は、、、
軽の四駆というのがあるんですか、知らなかったー-
ううむ、ペン字へ行く道も最初は、自分で行けるのかとかなり怖かったのが、もうすっかり慣れたわけですが、、、こんどは、まさかの田舎道にびびっている私。。実際波佐見も細く狭い道いっぱいあるので、それがちょっと長くなっただけと思えばいいんだけどね。。ううう。
なんて素晴らしい施設があるのかと、羨ましい限りです。
定年してから、ずっと興味を持っていたホスピスに勤めましたが、通勤時間に1時間かかり。通いきれず一年足らずで退職しました。その後、看取りを優先的に行なっているという特養に、友人から熱烈に誘われて就職しました。
でも、、、看取りという事は、ほっておくことではないでしょう。とショックを受けるほどの劣悪な環境でした。自分の親は絶対こんなところには入れないって3日で思いました。
あまりの酷さに、私自身の心が壊れそうで。半年で辞めて。
今は近所のデイにパート勤務しています。
介護の世界は初心者だけど、あまりの違いに驚くことばかり。病院はよかったなぁ〜
けいこさんは、良いところをきちんと見つけて、良い娘です。
そんなふうに利用者さんに思われるような、そんな施設になれればいいけどね。
この業界では看護師はアウェイです。
そうでしたか、定年された後そんなことが続いたんですね。
(私なんかにしてみれば、いくつになっても、引く手あまたで、さすが高度な専門職、羨ましいなーって単純に思っていたわけですが、、アウェイ感もあるとは!)
看取りまでやります、といっている施設も、実態はいろいろなんですね?!
私は、父を特養で看取っていただきましたが(上記とは別のところ)、満足いく対応でしたよ。当日、、母が長時間付いていたんだけど、すごく疲れていたので、職員さんたちが、あとは任せて帰って休んでくださいって、言ってくれてね。で、結局、父は母が帰宅したとたんに息を引き取ったわけですが、職員さんたちは、ちゃんとやってくれました。(と思う!)葬儀にも来てくださったよ。
今回母が入所した特養で、これからどういう対応をしてもらえるか、、、家族としては、受け身にしかなれないし、母を委ねた以上、信じるのみですね。
物理的に環境がいいのは、へき地だから、土地代めちゃ安いとこで、広い敷地が取れるし、そういう意味でゆとりがあるってことですね。
わたし、未だ運転の練習できてないよ。。
けいこさんみたいに、優しい娘を持ったご両親は幸せです❣️
私は、大学時代とかを含めると、40年くらいは親元を離れていて時々帰省するくらいだったからね、、、少しでもその穴埋めをせねばと思ったんだけど、結局は、本当は自分の家で死にたい、という母のささやかな願いすら叶えてやれなかったから、孝行かどうかは、、
でも、お互い自分自身のの人生をまず第一にして、そのうえで、できる範囲でやってあげればいいんですよね。