波佐見の狆

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駈歩(かけあし)のクラスまでもう少し~~

2016-02-14 13:20:41 | 乗馬

乗馬の基本歩様のひとつ「駈歩」(かけあし)です。

今ではプロの騎手になっておられる方の中学生のときの録画らしく、とても上手です。

駈歩発進のお手本

乗馬専門用語としては、「駆足」ではなく「駈歩」と書くわけですが・・・・漢字のことは、とりあえす置いといてと・・・

私も今、この「駈歩」のクラスに上がるのを目指して、「駈歩体験」という、いわゆるお試しレッスンで少しずつ練習中です。

これまで、主に、

常歩」(なみあし) トコトコ、トコトコ ・・・・という、徒歩 <4拍子> walk

「軽速歩」(けいはやあし) タッタッタッタッ・・・という、や速い歩き、小走り? <2拍子> trot

をひたすら練習してきました。3年半もずうーーっとです。

軽速歩が完璧OKと認められると、次のステップの

駈歩」 (かけあし) タッタカタン、タッタカタン・・・という、緩やかな速度の走り <3拍子>  canter

のクラスに進むわけですが、いきなり駈歩は難しい人のために、ベーシックAレベル以上の希望者であれば、「駈歩体験」のレッスンでお試しできるようになっています。「駈歩体験」は週1回だけですが、私はこれに積極的に出ています。そろそろ、常歩と軽速歩だけというのも飽きてきたし・・・駈歩は怖いといえば怖いのですが、早くできるようになりたいですしね。

駈歩のペースは・・・走るとはいえ、歴史ドラマの合戦場面や競馬で見るような全速力の走り方よりずーーっとゆっくりです。(競馬くらいのものすごいスピードの走り方のことを「襲歩」(しゅうほ: gallop)というのですが、これは、乗馬スクールではやりません。)

軽く走るとはいえ、常歩、軽速歩と比べると、更に速くなり、揺れも大きくなるので、「馬で走っている!!」という実感があって、とても爽快なのです。

・・・むろん、思い通りに馬をコントロールして走らせることができればですが・・・

馬に駈歩をしてもらうには、常歩や軽速歩とはまた違う足の使い方(合図)をしなければいけないのですが、そのやり方がへたっぴいだったり、またこちらは上手く合図していても、馬によって反応が鈍くて、なかなか言うことをきいてくれない子もいますから、一筋縄ではいきません。反応が良くて理解の早い馬だけを選んで乗れば、もちろん、やりやすいのですが、そういう扱いやすい馬を指名すると、「専用馬料金」(いわゆる指名料)が大変お高くついてしまうのです。

(私の通っているクラブでは、専用馬を指名すると、毎回、騎乗料とは別に専用馬料がかかります。これが最大の出費・・・

とはいえ、私のようなへたっぴいは、結局は、高い専用馬料に出費してでもお利口さん馬を確保しないと、練習にならないのですが、今月からまたこの料金が値上がりしてしまい、今後どうしようか、考えあぐねています・・・先生からは、「もう少しで、体験は卒業で、駈歩レッスンに進めますから、頑張りましょう」と言われて、嬉しくなっているわけですが・・・

ところで、「駈歩」は英語で、canterというのですが、イギリスの地名、カンタベリー(Canterbury)に由来する言葉だそうです。ランダムハウス英語辞典等によると、英国国教会総本山であるカンタベリーへの巡礼者の馬の速度が緩やかであったので、この程度の走り方を、「canterする」と言うようになったとのこと。なるほどねえ・・カンタベリーは私も大好きで、一人で1泊旅行をしたことがありまして、とっても懐かしいです。

「カンタベリー走り」というわけですね!がんばろうっと。

ちなみに・・・

光くんの、この走りは・・・当初、狆式canter と思っていたのですが、これは緩やかな走り方ではなく、彼にしてみれば、全速力のかっとびです!

ということは・・・gallopなんだね・・・!!

                            

                                

父一周忌のため、明後日から1週間ほど3人で帰省します(今日からの予定だったのが、悪天候で延期)。

ちょろちょろ仕事もあったりでなんとなく忙しく、にこちゃんや雪丸くんたちにあげると言っているおべべも、まるで進んでなくて、ごめんなさいね。ろくろ首さんになって待っててね。

花粉も襲ってきますね・・・ 天候不順の折柄、皆様もどうぞご自愛の程・・・