栗之介がお空に昇って2年が経ち、
今日から彼もお星様3年生です。
四十九日、一周忌と、午前中にお坊さんに来ていただきお経をあげておしまい、という過ごし方をしたのですが、今年からは、それよりも、栗が好きだった場所に出かけて栗が喜ぶ声にじいっと耳を澄ませる日にしようとぱぱと決めました。ぱぱももちろん、有給をとって1日あけてくれました。
出かけたのは、千葉の犬吠埼です。栗と、海岸を歩いたり、マリンパークの水族館を見学したり、楽しい想い出がいっぱいです。恵を犬吠埼へ連れていくのは、今回が初めてです。
小雨ぱらぱらの肌寒い日でしたが、調度良いお出かけ日より・・・(恵のために、晴れて暑くなるよりはいいですからね)。まずは、栗をお骨にしてもらった場所にあじさいの花を手向けてから、一路、千葉へ。
さっそくマリンパークです。ここは、わんこも入館OK。今日はちょうど入場券を買っていたら、館長さんらしきおじさんが呼び込み!していて、ぱぱが、水族館はたいていペットはダメだけどここはいいんですよねーみたいに確認すると、「もちろんですよー。私も動物大好きですもん~」とか強調していました。こういうところは、本当にありがたいですね。
お魚さんたちに興味津々の恵です。
規模は小さい水族館ですが、ちょっと珍しいものがあったりして・・・これは「しろながすくじらの○○○」 きゃあっ
屋上の展望台に、なぜか恐竜さん?のオブジェがあります。
「な、なんか怖いよぉ。。お兄ちゃんは全然怖くなかったみたいだね。。。ビデオに残っているものね・・・」
午前中いっぱいマリンパークで過ごし、食事のあとは、犬吠埼京成ホテルで立ち寄り湯しました。 この写真ほどの見晴らしではないですが、オーシャンビューで、開放感たっぷり。きれいなお湯でパワフルなジャグジーがぼこぼこ。梅雨寒で冷えた体がしっかり温まり、極楽、極楽。 仕事のことも気にせず、昼間っからこんなゆっくり贅沢できるなんて・・栗がプレゼントしてくれた時間ですね・・・。
ただし、ちょっと気になったのは、このお湯、温泉の香りよりも消毒臭(小学校のプールのような?)の方が強くて、いつまでも残りました。なんでだろ??循環させて塩素消毒しているわけじゃないよねえ・・・・・温泉関連のブログでそんなことを書いているものもみつからないのですが・・・
そうこうしているうちに、3時近くになり、そろそろ帰路へ。その前に買い物を・・・・。銚子名物のひとつ「さばカレー缶」をひとつだけ買ってみました。マリーンズバージョン。
さっそく夜に食べてみました。単にサバ缶とカレーを混ぜただけではないんですねーー 魚が鶏のムネ肉みたいな感じでちゃんとカレーになじむように仕上がっていて、なかなか面白い味でした。
これからも、栗の日は、こうしてお出かけ(出来ればお泊まり)して楽しく過ごそうと思います。
メール頂いていて、まだちゃんとお返事をしていない皆様、もう少しだけお待ち下さいね。
追記です
「犬吠埼」という地名の由来が気になってはいたのですが、昨日の時点では調べる余裕がなかったのです。今検索して、わかりました。なんと、源義経が、奥州平泉に落ち延びるさい、この地に1人取り残された彼の愛犬「若丸」が、7日7晩吠え続けた、という伝説からとのこと!しかも、何故義経は、こんなところに若丸を捨てていったのか、という理由ですが、、、若丸が平家の亡霊にとりつかれて、義経としてもどうすることもできず、泣く泣く手放したのだそうです。若丸は、寂しさのあまり、とうとう岩になってしまったのですって (詳しくはこちらに書いてあります) まあ、どこまで事実かは分かりませんが、なんだか犬吠埼一帯の風景がとても哀しいものに見えてきます。義経さんと若丸くんも、お空では、また2人寄り添って楽しく暮らしていますように。。。