波佐見の狆

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「おんな城主直虎」と「平清盛」

2017-06-28 11:07:24 | 平清盛ほか歴史関連

大河ドラマ「おんな城主直虎」 ご覧になっていますか?

去年の「真田丸」に続き、戦国もので、しかも、主人公はかなりマイナーな人物・・・とのことで、マイナーゆえの、物語としての面白さを期待していました。

25日放送分で、ちょうど前半が終わって折り返し地点に来たところですが、私は、かなり気に入っています。「真田丸」は、前半はまったく面白くなくて(真田一族の単なるホームドラマにしか見えなかった)、後半、秀吉が絡んできたころからいきなり面白くなり、最後まで超熱かったですが・・・・「直虎」は、前半からなかなかいいですね~~

女性の城主ということは、それほど強調されていないと思いますね。もちろん、許婚だった直親への想いというのはベースにあるわけですけれども、そういうことよりも、井伊谷(いいのや)という、弱小領地の領主として、次々と降りかかる難題とピンチを機転と奇策で乗り越えて成長して、家臣らや領民たちから信頼と尊敬を得ていく姿が、素晴らしいです。

とりわけ、主君である今川氏からは、理不尽な扱いを受けてばかりで、直親を、謀反のかどで暗殺されたことへの恨み・憎しみは、直虎の中ではどんなにか大きなものだったかと思うのですが、sそういう感情も、「井伊のため」にぐっとこらえて、今川に忠義を尽くそうとする姿勢に、胸きゅんです。領主である自分は、許婚を殺された遺恨をしつこく持ち続けるような「贅沢」は、許されない、というセリフがありましたが、なんでこんなひどいことをする今川に、ぺこぺこするんだろうと、じれったく見えていたので、この「贅沢」という言葉は衝撃でした・・・

ちなみに、今川氏って、義元が織田信長に討たれたあとも、あれほど権力を持っていたんですね。信長といえば、今回、信長役は、あの市川海老蔵さん。いつも大変お忙しい中で、奥様のことであれほど辛い思いを背負っておられたとは・・・。

さて、25日放送分は、ぱぱに録画を頼んでいたので、その日は実家では見ませんでした。ちょうど、母のことですっかり沈んだ気持ちでいるところに、Yumikoさんからのメール・・・「直虎見た?龍雲丸のあの船、やっぱり「清盛」に出ていたやつらしいよ!」 おおっ!と、心がちょっと明るくなりました。友よ、いいところに、楽しいメールをよこしてくれるじゃないかい!

 (録画をスマホで撮影)

龍雲丸・・・盗賊の首領で、最初は直虎に批判的であったが、次第に直虎のよき理解者となりその志を支える、という役どころが、「平清盛」に出てきた兎丸とそっくり!そして、龍雲丸たちが使うこの船が、「清盛」の撮影のために制作された宋船をそのまま使っているに違いない、という声がネット上で多く上がっているのです。NHKのサイトには特に書かれていませんが、間違いないですね!

龍雲丸役の柳楽優弥さん、目がステキ。朝ドラ「まれ」では、ちゃらい役だったし、好きになれませんでしたが・・・役柄が違うとがらりと印象も変わるもんです。

この写真中央に見える、ゴクウという少年役の前田航基さんは、「平清盛」で兎丸の少年時代を演じていました。(気づいていなかったよ、Yumikoさん、ありがとうね。) で、このように船のメインマストにくくりつけるところも、清盛が、兎丸に捕まってくくりつけられたシーンなどを想ってしまいます。あと、直虎が囲碁をするシーンが多用されているのも、清盛が双六をする姿を思い出します。

脚本担当の森下佳子さんが、意識的に、清盛オマージュとして、描いているのかどうかはわかりませんが、直虎と龍雲丸の関係が今後どう展開していくのか、とても楽しみですもっとも、清盛と兎丸の関係は、清盛が上り詰めるにつれて、冷たいものとなっていき、兎丸は大変悲しい最期を遂げました。そしてそのことが、平家一門の運命を予言していましたね。直虎にとっての龍雲丸は、そこまで深刻に関わる感じはしませんけどね。

脚本自体も、真田丸の三谷幸喜さんのより、私は好きです。真田一族の言葉遣いや所作が、あまりに現代風で(とくに、きりちゃん)、前半ついていけなかったですからね・・・まあ、最終回にちかづくにつれて、その「現代風」の効果と意義も分かったので、そういう特色を楽しめましたけどね。森下さんのは、言葉遣い自体は、ほぼ戦国時代の物言いで描かれているのではないでしょうか。

そして、毎回のように、心にぐっと迫るセリフがあるんです。18日の分でも、井伊を去っていく乳母、タケを直虎が追いかけるシーンで・・・タケが、自分はもう年老いてしまい、お役に立てないというと、「役に立たずともよい!よぼよぼになるまで伊井におれ!そなたは、我が看取ると決めているのじゃ!」と叫ぶ直虎・・・・私もこれからの母との人生を想い、涙ぽろぽろになってしまいました。

今年の大河のあと、来年は幕末で、再来年は、昭和だそうで、私は見る気がしないので、もしかしたら私にとって、今年が最後の大河になるかもしれないなと思っています。あと半年、とことんワクワクさせてくれぃ~~~ 皆さんの感想も聞かせてくださいませ~。 manamiさんやインコさんたちともまた語り合える嬉しいですね~

 

 


皆さん、ありがとうございます!

2017-06-26 20:34:55 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)

佐世保より、今日午後に急いで戻ってきました。

みゆきさんに続き、お母ちゃん、エリーユキママさん、ひな母さん、桃たろうの母さん、とむとむさん、Yumikoさん、ナナのママさん、ごん姐さん、光くんに、お心のこもった素敵なメッセージをありがとうございます! これからも、どうぞ栗恵光家と仲良くしてくださいね!9月の那須が今からとっても楽しみです。

今回の帰省の用事は、Uターンがらみでちょっとやることがあったのですが、ただ、それを土曜の夕方に済ませて、日曜はゆっくりするつもりが、心張り裂けるアキシデントがありまして・・

雨も上がったことだしと思って、母と近くを散歩中、私の注意が行き届かなかったせいで、母を非常に危険な目に遭わせてしまったのです。危機一髪のところで、怪我もせずに済んで、家に歩いて帰れたのですが、それは奇跡的だといってもいいくらいで、本当に、取り返しのつかない事態になるところでした。詳細は省きますが、母はまったく平気だと自分で言うので、今朝は予定通りの飛行機で戻ってきたのですが、私は、なんだか心がへとへとで(7年前、母が交通事故に遭ったときのトラウマがよみがえり・・・今回は車ではないのですが)・・・

家にたどり着き、光くんの笑顔に出迎えられ、皆さんの優しいメッセージを読んで、ずいぶんと慰められているところです。

なんだか、文章もハチャメチャですね・・・

栗兄ちゃんの命日も、紫陽花を手向けに行っただけで、なんということもせず・・

とりいそぎ、簡単なお礼で申し訳ありませんでした。 (みゆきさんへのお返事だけは、土曜日朝にタブレットから入力したのですが、タブレットはどうも苦手で)

お風呂に入って、ぐっすり寝ようと思います。

 

 


光くん、4歳になります。

2017-06-22 19:29:56 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)

なんだかごちゃごちゃと多忙で、しばらく、更新していませんでした。

明後日25日(日)は、光之介の4歳の誕生日ですが、私は急用で明日から帰省するので、誕生日おめでとうメッセージを前倒し~~

                               

愛しの光くん、4歳おめでとう!

この1年を振り返ると、光くんは、目を見張る進歩を遂げましたね~~。

去年の今頃までは・・・シャンプーや病院に連れていこうとすると、唸り、噛み付いて、キャリーに入ってくれないのが私の大きな悩みの種でした(3歳の誕生日記事)。ところが、、、ひな母さんのグッドアドバイスのおかげで、自分から進んでキャリーに入ってどこでも嫌がらず行けるようになり、あんなに困っていたのが、まるでウソのようです。

本当にもう、今では、栗恵兄ちゃんたちにも勝るとも劣らぬ最強のキャリー狆になってしまいましたよ~~ 出かけるときばかりでなく、なにもなくとも、キャリーの中でねんねするのが大好きで、夜も、早くからキャリー内でスタンバイして、ぱぱと二階に行くのを今か今かと待っています。多くの時間をこのキャリーですごしているので、光くんの体重でキャリーもだいぶくたびれてきまして、そろそろ新しいのを買ってあげようかなと、ぱぱと話しているくらいです。

それに、ドライヤーを静かにできるようになったし、宅急便や生協のお兄さんとか、ダスキンや明治乳業のお姉さんなど、定期的に玄関にやってくる人たちに、殆ど吠えなくなりました。知らない人が来ても、以前のように激しくは吠えません。かと思うと、私が二階にいて、誰かが来てもインターフォンが聞こえないでいると、光くんが、軽く吠えて教えてくれるので、とても助かります。つまり、吠え方を、彼なりにちゃんと考えているんじゃないでしょうか・・・

私も、栗恵兄ちゃんを育てていたころと比べると、「褒める」のが上手になったかもしれません!毎日、何かと「おりこうさんだね!上手にできたね~!」と、声をかけて光くんをよしよししている自分に気づくのです。光くんの進歩のおかげで、親の方も進歩しているということなんでしょうね。ありがとうね、光くん。

さて、最近つくった2着のおべべを見てやってください。

どちらも、神戸のお母ちゃんからいただいたステキな布で作りました。

ひとつは・・こちらの記事にも書いた「肩あり」おべべ。藤の花かな、この柄、気品があってきれいでしょう。

 

ぐらんまのレッスンのおかげもあって、肩の処理はもうばっちりなのですが、ただ、タックの取り方がテキトーだからかな・・・ お母ちゃん作のおべべのようには、しっくり体に合わなくて、脇のところにしわが寄ってしまいます。今後の課題だなだあ。

(矢印箇所・・なんだか、ぶよぶよ

光くん、まま、へたっぴいでごめんね。

(お母ちゃんの布で、ままがいっしょうけんめい作ってくれるだけでも、ぼく、とっても嬉しいよ。細かいことは、気にしない気にしない~>光)

もうひとつは、いつもの「肩なし」パターンです。さわやかな夏の空色の生地ですね。

生地とバイアス拡大。

帰省から戻るのは、26日(月)午後ですが、その日は、栗兄ちゃんがお空へ上った日。2006年でしたから、もう10年が過ぎてしまいました。早いものです。

栗兄ちゃん、恵兄ちゃんあってこその、光くんとの幸せな日々。これからも、ますます心豊かで楽しい時を家族3人で紡いでいこうと思っています。

(こちらの記事に書いた、我が家の紫陽花・・土壌のせいで、ピンクがこんな色に変わっちゃった・・・