波佐見の狆

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三男坊、鬼怒川・霧降高原を行く

2017-08-22 14:30:21 | 狆 (栗之介・恵之介・光之介・十兵衛)

ぼく、栗恵兄ちゃんたちが行ったことないところにも、あちこちお出かけしてるけど・・・・

栗恵兄ちゃんたちが行ったところで、ぼくはまだ行ったことがないところも、いくつかあります。

そのひとつが、鬼怒川です。

18日に一泊してきました!

予報では、18日も19日も、曇り/雨だったんですが、ズバリその通りで、2日通して、降ったり止んだり。

でも、おかげでずっと涼しかったし、ここぞ!というときは、タイミングよく雨も止み、お日様も顔を出してくれたりで、よかったです! (台風に遭わなかっただけでもね!)

写真、じゃんじゃんいくので、見てやってね~~~

東武ワールドスクエア。わんこもカートでOKだよ!

 ぴらみっど~~~

 ままの大好きな厳島もあるね~~ 

 はろ~~ バッキンガム宮殿の衛兵さん~~

  がうでぃさん~~サグラダ・ファミリア教会

ランチもここで済ませたので、2時間くらいいたかな。けっこう見応えありましたね~~ままとぱぱは、栗兄ちゃんと行って以来で、記憶もだいぶ薄れていたこともあって、初めてみたいに、楽しめたみたいですよ!

また雨が降ってきたので、次は「竹久夢二美術館」をゆっくり見学(って、ぼくは車でお留守番だけどね)。撮影NGなので写真ありませんが、とっても癒されたって、まま言ってたよ。

4時ころにお宿到着。鬼怒川のおやどは、これまでは、ずっと「きぬ川国際ホテル」だったんだって(栗兄ちゃんと2回、恵兄ちゃんと1回)。今回は、「かご岩温泉旅館」です。

口コミでは、お料理も温泉も良くって、しかも、鬼怒川の川沿いに建っているため、河原に下りて遊べるようなことが書いてあり、しかも、すぐ近くに「かご岩」っていう鬼怒川屈指の景勝地があるというので、そこを見物するのが、お目当てといってもいいくらいでした・・・しかしっ!あいにく、雨のせいで、水量も増して流れが急になっていて、川遊びも、景勝地めぐりも、殆どできなかったの・・・。

お料理は、期待通り美味しかったって。胃にもたれない、上品な薄味。

夕食。このほか、鮎の塩焼き、てんぷら、土瓶蒸し、ごはん、ゆずシャーベット。

朝食。このほか、コーヒー。

ちなみに、、お食事タイム中、ぼくはお部屋でお留守番・・・この日は、わんこ連れぼくたちだけ。わんこ宿ではないけれど、わんこ料金ゼロだし、くつろげるお宿でしたよ。

翌日です。

まずは、龍王峡!ちょうど、青空が広がってきて、いい感じです。

写真では伝わりにくいですが、透き通ったエメラルドの水が、とってもきれいで、マイナスイオンいっぱいだったよ!

龍王峡のあとは、ずっと鬼怒川沿いを上流方向にドライブし、湯西川温泉方面へ。だんだん雨が。

このあたりは、栃木の奥座敷、というか、ほとんど秘境!です。

こちらへ向かった目的はね・・・「平家の里」の見学でした。

湯西川は、平家落人のかくれ里だったところなのです。平家忠臣であった平貞能が、清盛の孫である忠房を守って、当初は宇都宮に隠れ、そこで、男児が生まれたのですが、その祝いのため端午の節句に鯉のぼりを揚げたろころ、源氏にみつかり、一門はさらに追われて、この湯西川への落ちのびたのでした。この地では、鯉のぼりを揚げず、時を告げる鶏は飼わないという風習が今も残っているのだそうです。

で、その平家の隠れ里の雰囲気を再現したテーマパークみたいな感じですね。詳細は、HPで。

6月にここで、平家大祭という、絢爛豪華なお祭りがあるそうで、ほかにも琵琶の生演奏とか、イベントやってるらしんですけど、今は何もなくて、さらっと見て終わりました。

湯西川界隈では、今でも平家をとても大切にしている感じがあふれていました。来年は、清盛公生誕900年なので、いろんなイベントが計画されてるらしいよ。

ちなみに、、、近くに、「蝶の美術館という小さな博物館があります。わんこも抱っこで入れるよ!

なんで蝶かというと・・・そうです、アゲハ蝶は、平家の家紋だからね。

平家関連の施設には、栗恵兄ちゃんは行ってなくて、三男坊が初めてだったのでござりまする!

鬼怒川めぐりの締めは、霧降高原の大笹牧場~~~~!曇りだけど、ちょろちょろ薄日も差します。

兄ちゃんたちと同じく、まずはここでお写真。

こ、こわいよ、大きな牛さん~~~(ん、こんな牛さんオブジェ、栗兄ちゃんと来たときは、なかったような・・・・>まま)

うわーーーーほんものの牛さんだーーーーー

こ、こわいってばあ~~~~~~

(牛さんのほうは、光くんに、興味津々・・・ >まま)

スイスから大笹牧場に輸入されてきた、ブラウンスイス牛。可愛くって、人懐っこいからってんで、ついでに、犬懐っこすぎるんだからっ!ぼく、ちょ、ちょっと待って、初対面苦手なの。

ままたちが、ブラウンスイス牛さんのお乳とワッフルを楽しんで、売店でのショッピングに夢中になっていると・・・

にわかに、霧が立ちこめ、お空が暗くなってきました。

ここは標高1300mだからね、くねくねカーブの山道をずっと下っていかないと市街地には戻れません。

急ごう・・・

ところが、霧はどんどん深くなり、前が見えません!かろうじて見えるオレンジのセンターラインを頼りに、ぱぱは懸命に運転を続けてくれました。

どきどきの時間がようやく過ぎ(1時間かかった?)、無事下山!ぱぱ、お疲れ様~~~

あとは、まっすぐ岐路についたのでした。楽しかったね~~~!!

 

                                                                 

 

天気がよければ、もっと楽しめるところがあったのになぁ、とは思いますが、でも、無事戻ってこられただけでも、本当に有難いです。

ぼくたちが、牛久に戻った日の夜、鬼怒川では大変痛ましい事故が起こっていました(こちら)。幸せな家族の夏休みが一瞬のうちに暗転・・・ただ祈って待つしかないご家族の苦しみを思うと、お気の毒でなりません。パパさん、ドラマみたいに、記憶喪失になっていてもいいから、きっと生還してください!ぼくたちも、祈っています。

こういう事故は決して人事ではありません。ぼくだって、しょっちゅう、橋の上や海のそばで、ぱぱやままに抱っこされて写真とってるからね(っていうか、撮らされてる・・・)。水難ばかりではありません。非日常の旅行は、ハイテンションになるしね、様々な危険と隣り合わせであることを忘れず、常に注意しなくちゃいけませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


パートナーを信じるということ

2017-08-06 22:51:01 | 乗馬

乗馬クラブでのテストというのは、2通りありまして・・・

①「みきわめ」 クラブ内の、クラスの進級を決めるための、実技だけの簡単な判定。受験料はかからず、認定証もない。

②「ライセンス」 全国乗馬倶楽部振興協会という公益社団法人認定の、実技と筆記の試験。受験料がかかる。合格者には認定証(カード)が交付される。

どちらも、会員それぞれの上達度合いに応じて、先生が、受験をアドバイスするので、入会してどれくらいでどのテストを受けるかというのは、個人差が大きいわけです。上手な人は、短期間でどんどん進んでいく一方で、私のようにへたっぴい組は、いつまでも置いていかれるので、いくら運動目的で通っているとはいえ心が凹むというのは、以前の記事でもお話しましたねぇ。

で、この「ライセンス」は、5級から1級まであり、5級は、入会してまもなく誰でも取れるレベルで、私も3カ月目くらいで取りました。4級も実際、基礎レベルです。「常歩(なみあし)」「速歩(はやあし)」「駈歩(かけあし)」という、基本の三種の歩様(ほよう)を、一定の区画(ドーナツ型のサークルですが)内で自在にできれば合格で、早い人は、半年から1年くらいで取るみたいです。

基礎レベルではありますが・・・言い方を変えれば、4級イコール「一通りの基本はマスターしました」ということです。さらに広いところで、いろんな難しいレッスンに挑戦できるパスポートを得たという意味でもあります。「乗馬」を「馬術」にグレードアップさせる入り口に立ったとも言えるのかな?ちなみに、3級以上が「馬術」のレベルらしくて(特技として履歴書にも書けるそうな)、私も、Uターンするまでには3級を取得することを、次の目標にしようと思います。

さてさて・・・・

試験当日の様子についてちょっと振り返りますと・・・・案の定というか、簡単にはいかなかったのです。

パートナーは・・・もちろん、前の記事でお話しした「マニさま」であります。

試験は、普段のグループレッスン中に・・・つまり、ほかの馬たちと一緒に走りながら行われます。受験者だけ特別に、どこかに受けにいくとかではなく、普段のレッスン中にさりげなくテストされるといったほうがいいかな。レッスンの最後の10分くらいが試験本番タイムで、その前は練習タイムです。この練習タイムのうちに、馬も自分も最高のコンディションになるよう、整えなければなりません。

あいにく、その日は、練習タイムが最悪でした。ほかの馬の中に、ちょっとわがままな荒れ気味?の子がいて、それがほかの馬たちにも伝染してしまい、マニフェストもなんだか落ち着かず、例の必殺後肢蹴り上げを何回もするではありませんか! 駈歩も、スムーズに進みません。この期に及んで?!私があたふたしているものですから、先生の口調も、「ちゃんとコントロールしなきゃだめっ!」といつになく厳しくなり・・・ だんだん頭が真っ白になってきます。あーー今日はダメかも・・・ダメでもいいけどねっ・・・いやいや、あんなに練習したのに落ちたくない!

そして、ある先生の言葉を思い出したのです。

マニフェストは頭がいいから・・試験タイムになると、ちゃーーんとやってくれる。空気を読める馬なんですよ。」

そう、私のパートナーを信じよう。

そうこうするうちに、あっという間に本番タイムとなり、試験官の先生が採点ボードを持って、やってきました。

今回、私ともう1人、受験する人がいたので、ここで、この2人(2頭)だけ、ほかの馬と離れて別のサークルに入るように指示され、2頭で常歩から始めました。

すると。。。。荒れ気味の馬たちから離れたからということもあったと思いますが、マニフェストはすっかり落ち着きを取り戻し、常歩も速足も実に軽やかになって、最終的には、それは美しい駈歩をしてくれたのです!

やったあ~~~!

ありがとうね、マニフェスト。すばらしかったよ。あなたの本領を発揮したんだね・・・

パートナーを信じることの大切さを学びました。

栗恵兄ちゃんたちが、お空からいっぱいパワーを送ってくれたんですね。

(実は、ポケットのなかに、ちょっとした「お守り」を入れていたおかげもあったかな?これについては、また後日・・・)

筆記試験も、なんと100点で、無事合格!

ぱぱと光くんも、喜んでくれました~

賢く可愛いマニちゃん、これからも良きパートナーとして3級目指してよろしくお願いしますね~~~。