神戸のおかあちゃん、今年も、すっごく素敵なクリスマスプレゼントをありがとうございました~~~!!
気品ある、知的な紺色の絞りです~~。
ふふん、似合っているでしょう!オトナのいけ狆度、ますます上がっちゃうよ。
ところで、裏地がまた可愛いんだよ!
リバーシブルに着れちゃうんだからね!
ぼく、嬉しすぎて、さっそく、プレイバウしまくりです。
ほんとに、光くん、うれしそうです!
このお人形さん、もしかして唐子ですよね!
唐子といえば、、、私はすぐ長崎県の三河内焼を思い浮かべて、嬉しくなります~~(こんな感じですね)。三河内(みかわち)町は、行政上は佐世保市ですが、波佐見と隣接していまして、こちらもまた独特の洗練された磁器を産出している地区なのです。
そして、三河内焼といえば、私は、父に関する想い出があるのです。
実はですね・・・父は、三河内焼の窯元で、ちょっとだけ、絵付けの仕事をしていたことがありました。
以前この記事で、父が水墨画をやっていて、県展で入賞したことがある、とお話ししましたが、その縁で、三河内焼のとある窯元からお招きいただき、父も喜んで通い始めたのでした。
ところが・・・・その仕事は数か月しか続きませんでした。理由は・・・絵が思うように描けないとかそういうこと以前の問題でして・・・
ああいう職人さんの世界は、年齢に関係なく、長年やっている先輩が立場は上。旧国鉄をリタイアした60代のおじさんであっても、新米は新米で、絵付け以外の雑用とかもしなくてはいけないらしいのです。若い女の子に、あごで使われて?使い走りをさせられたりとか、そういうのがすごく嫌だと言い出しました。ひとつには、慣れない姿勢で、腰を痛めたこともあったのですが・・・伝統工芸の世界で、趣味とは違うプロとしての厳しい修行は、いろんな意味で、父にはレベルが高すぎたということでしょう。我慢が足りないと、母に叱られながら、しばらく、凹んでいた父ですが、またすぐ全然違う別の仕事を紹介してくれる方がいまして、そこは居心地が良かったようで、とても楽しそうに数年間勤めました。窯元での経験も、ひとつの社会勉強になったことでしょう。
おかあちゃんのおべべのおかげで、またしみじみ父のことを想うことができました。
大晦日から、5日まで、また帰ります。雪で、予定が狂わなければいいのですが・・・
皆さまも、お元気で、どうぞよいお年をお迎えくださいね!