黒部信一のブログ

病気の話、ワクチンの話、病気の予防の話など。ワクチンに批判的な立場です。現代医療にも批判的で、他の医師と違った見解です。

幼児健診と生活のアドバイス  Ⅳ   5歳

2018-02-12 17:44:21 | 子どもの健診
   

             幼児健診と生活のアドバイス  Ⅳ

☆5才
[栄養]◇おやつの内容(炭水化物や塩分の多いおやつを制限する)と歯みがき。
◇楽しい食事の雰囲気とよい食習慣をつくりましょう。
[健康]◇視力と聴力(オーディオ・メーター)の測定、(色神は?)
◇学校の準備はできたでしょうか。できそうでも構いません。
 他の子供と遊べる、かわりばんこに何かをすることができる、簡単な命令や、行動に関する規則に従うことができる、自分で食べることができる、自分で着衣できる(靴ひもと冬服を除く)、家から半日離れることができるなど。
◇運動を充分にさせること。
◇テレビの功罪。どのように見せるかが問題で、一方的に制限せずに他の遊びを教えることが必要です。楽しいことがないから、こどもはテレビを見るのです。外で友達と遊ぶ楽しさを覚えたら、テレビを見なくなります。
◇ツベルクリン反応をしましょう。
◇歯の手入れ
[安全]◇シートベルトの着用。後部座席でもして下さい。
◇火事-火遊びとこどもだけの留守番が危険です。家の中で火事が起きたらどうするか教えておきましょう。ライター、マッチの管理。車のシガレットライターも危険。
◇道路で三輪車や補助輪つき自転車に乗せてはいけません。自転車の事故が多いので、自転車の乗り方を教えましょう。(詳しくは「絵でみるこどもの応急手当」参照)
◇名前、住所、電話番号を教えておきましょう。
◇知らない人についていったり、物をもらったりしないように教えます。人に「いや」と言えるようにしておきましょう。でも知っている人でも安心できないし、知らない人はみんな狼だと教えてもいけません。他人を恐れるようになります。
◇水の中や、水の近くにいる時は片時も目を離さず監視して下さい。泳ぎは教えた方がよいのですが、強制してはいけません。
[社会的発達]
◇家族関係を大切にすることを教えます。
◇家庭内での仕事を分担してする様にします。家族の一員としての責任を果すのです。
 食卓の用意と後かたづけや自分の部屋のかたづけに参加させましょう。
◇おこづかいを与え、自分でお金を管理することを教えます。
◇マナーを教えるのはこの時期が最適です。必ず理由を説明することです。
◇性に関する好奇心は正常なものですから、性に関する質問には、できるだけ自然に、真実をゆがめずに、質問の範囲をこえないように、こどもの理解力におうじて答えましょう。赤ちゃんがどこから生れてくるのか、男の子と女の子の違いなどに興味を抱くのが普通です。
◇毎日の幼稚園での活動に関心を示し、その日あったことを聞いてあげましょう。
◇こどもへの愛情を表現しましょう。しかし男の子は、男として扱って下さい。
◇こどもへの制限とこどもの自立とのバランスをとることが大切です。
◇体罰は効果がありませんからやめましょう。こどものこころが、ゆがむだけです。
 犬に体罰をすると性格が悪くなると云います。
◇こどもの云うことを、決して疑ってはいけません。もしうそであっても、だまされましょう。こどもはうそをつき続けられません。しかしこどもが本当のことを云っていたのに、それを疑ったら、こどもは云わなくなるか、うそをつくようになります。◇
よくある問題行動
 分離の問題
 かんしゃく、云うことを聞かない、口ごたえ、気が散りやすい。
 破壊的である、火をつける、攻撃的である、動物を虐待する、活動が激しすぎる。
 無関心、内気、同じ年頃のこどもとうまくやっていけない、どもる。
 発育の遅れ。
 おびえ、恐怖症、夜中にこわがる、悪夢。
 しっと、マスターベーション。
 食欲不振、太りすぎ、うんこをもらす、おしっこをもらす。
 手足の痛み、指しゃぶりなど。
                   ・・・・ありましたら相談に来て下さい。



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